“ツギクル芸人グランプリ2021”優勝は金の国!「“とにかくでかい声を出す”という基本に立ち返って思いきりやれました」
金の国インタビュー
――まずは率直な感想を。
渡部おにぎり(以下、渡部):決勝大会は、普段、お笑いライブなどで一緒になる芸人さんばかりで。皆さん優しくて本当に面白い人たちばかり。そんな大会で優勝できたのがめちゃくちゃうれしかったです。
桃沢健輔(以下、桃沢):ファーストステージで褒められすぎて、本当にファイナルステージが怖かったです。でも、“とにかくでかい声を出す”という基本に立ち返って、思いきりやれました!それが功を奏したのかもしれません。
――優勝する自信は?
桃沢:ファーストステージは正直、“良かったんじゃないかな、印象には残ったかな”と手応えがあったんですが、ファイナルステージは自分たちが声を出しすぎて、見ている方の声が聞こえなくて…。
渡部:わっ!僕も同じこと言おうとしてた!
桃沢:あのネタ、お客さんの声が聞こえないんですよ。
渡部:お互いにせりふが多くてね。でも、終わった後、ステージ裏で“なんとなく雰囲気は良かったんじゃないかな”みたいな話はしました。
桃沢:(ファイナルステージで)先にネタをやったYes!アキトさんがステージ裏にいらして。アキトさんに「どんまい!」と言われたらダメなんだろうなと考えたと思うんですけど、言われなかった。スベってはいなかったんだなと思いました。
――予選はVTRで、決勝は一般の方を含む審査員の前でのネタ披露でしたが?
渡部:少ない人数でも、見てくれる方がいてくれてやりやすかったです。僕たちは、お客さんの気持ちがのるようなネタを相方が作ってくれているので、いらしてくれてうれしかったです。
桃沢:僕たちは“お客さんがいてこそ”なので、うれしかったです。ファイナルステージは満員電車の設定だったので、審査員の方の中ではなじみがない可能性もあるなと心配していました。でも“昔を思い出したよ”と感想を言っていただいて、ありがたかったです。
――審査員にテレビ局のスタッフがいたのは?
渡部:そこはあまり意識していないですね。意識するとネタが決められなくなってしまうので、僕は全然意識しなかったです。ネタを作っていてどうだった?
桃沢:僕も意識していなかったですね。とにかく、時間内でベストのネタをやろう!と思ってネタを作りました。
渡部:そんな器用にできないもんね、僕たち(笑)。
――目録50万円の使い道は?
渡部:僕の芸名が渡部おにぎりというんですが、おにぎりを作ったり食べたりするのが趣味で。今使っている炊飯器がずっと使っていてボロボロなので、新しい良い炊飯器を買おうかなと思っています。
桃沢:まだ実際に賞金が手元に無いから言えることですが、全額親に仕送りします。
――目録は2等分されるんですね?
渡部&桃沢:もちろん!当然です!
桃沢:仮に“俺がネタを書いてるんだから30にしろ!”なんて言ったら、バチが当たりますよ!本当は嫌ですけどね(笑)。
渡部:いや、そこは頼むよ(笑)。
――次はどんなチャレンジを?
渡部:10月に「マイナビLaughterNight」(TBSラジオ)の決勝に出場することが決まっているので、そこでもなんとか優勝できたらと思います。頑張ります!
桃沢:今回の優勝で、ひとつ自信がつきました!「マイナビLaughterNight」は今日戦ったキュウさん、サスペンダーズさん、ママタルトさんが、さらに圧倒的に仕上げてくるんだろうなと思いますので、もう一度気を引き締めて優勝したいです。周りの芸人さんからあまりライバルとも見なされていないと思いますが、この優勝を機に少しめざわりなヤツになれたらな、と(笑)。
――視聴者の方へメッセージを。
渡部:見ていただいてありがとうございます。今後ももっと気を引き締めて…体形もコメントも引き締めて頑張っていきますので、応援をよろしくお願いします!
桃沢:僕も同じ気持ちです!これからも頑張ります。