神木隆之介インタビュー
――今回は、飲料のCMにはつきものの“飲むシーン”がなく、飲んだ後を描くという珍しい内容の撮影でしたが、感想をお聞かせください。
不思議な体験でしたね。やっぱり飲料っていうと飲むカットがあることが多いと思うんですけど、飲んだ後を中心としたCMは初めてだったのですごく新鮮でした。
――撮影前に受けた今回の取り組みに関するレクチャーでは、どんなことを感じましたか?
ペットボトルがどういうふうにリサイクルされてどういうふうに戻ってきて、その過程やどういうところが環境にいいのかということを実際にお話を伺う中で、他人事じゃなくてなるほど自分にちゃんと関わってくることなんだなという実感を持てたので、すごくありがたかったです。
――ボトルのラベルをはがしたり、すすいだりということを実際にしてみていかがでしたか?
簡単でしたね。過去にコンビニで買って普通に捨てることもありましたし、最初から意識できていたわけではないんですけど、世の中とか未来とか環境とかを考えられるようになってすごく勉強になりました。
キャップをはずしてラベルをはがすって、一瞬文字で見ると工程数がありそうじゃないですか。だけど、この動きを日常化して無意識に手が動くようになると、工程をやったという感じがまったくしなかったです。
あと、ボトルをつぶすという作業はストレスがたまってらっしゃる方とか、「なんだよ、会社の上司」みたいな感じでストレス発散できそうですよね(笑)。
――ラベルをはがす、水ですすぐといったことは、普段から実践されているのでしょうか?
キャップをはずしてラベルをはがすまではやっています。つぶすのも子供の頃はよく母と一緒にやっていました。昔と違って今はほとんどのペットボトルが少し力を入れるだけでつぶれるので、お子さんたちだけでも簡単に楽しくつぶせるんじゃないかなと思います。
――サントリーは2030年、全世界でペットボトルの100%サステナブル化を目指しています。この取り組みについて、率直な感想をお聞かせください。
僕が言うのもおこがましいですけど、本当にすてきなことだと思います。大きなことなのですぐにというわけじゃないですけど、そこへ向かっていく取り組みが徐々に増えていく過程も重要ですよね。
先陣を切ってそのような目標を掲げていただくと日常生活で目に入ることもありますし、きちんと考えていかないといけないことだと思っていたので、僕も「ついていきます!」という気持ちです。
――CMをご覧になる視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
まずは、CMを見ていただいてありがとうございます。僕も撮影の現場でいろいろ詳しく説明を受けてやってみた結果、本当に簡単なことでした。皆さんは工程数があるんじゃないかと思うかもしれないですけど実際僕も思っていました。
でも、本当に簡単なことだったので、これからの未来のためにやっていけることの1つなのかなと思います。皆さん一緒に頑張りましょう。
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