映画「余命10年」(2022年春公開)で小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務めることが分かった。切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在50万部を突破している小坂流加さんの同名小説を実写化した本作。難病を発症し、余命10年となった高林茉莉を小松が、茉莉と出会い、恋に落ちる真部和人を坂口が演じる。小松と坂口からのコメントが到着し、特報映像とティザービジュアルも解禁された。
このたび初共演となる二人。自らの余命を知りもう恋はしないと誓いながら、和人に惹かれていく主人公・茉莉を演じる小松は、茉莉と同様に難病を抱え本作の文庫化を待たずして亡くなった原作者・小坂さんの遺した思いを引き継ぎ、全身全霊で演じる。
また、坂口は茉莉と恋に落ち、茉莉を変えていくきっかけを作る若者・和人を熱演する。
現場で演技に挑む様子を見ていた楠千亜紀プロデューサーは小松について「小松さんは、役に向き合うため一年間に及ぶ減量に取組み、私達はその姿をただ見守るしかありませんでした。茉莉として真剣に10年を生き切った彼女を見届けて下さい」と話し、坂口については「坂口くんは、本当に20歳から30歳までの10年間を撮影したかのように声や顔、目つきまでも変化させ、和人という難しい役柄を完璧に演じ切っていました」とコメント。
藤井道人監督も、今回のW主演について「小松さんと坂口くんと駆け抜けたこの一年間は、宝物のような時間でした。二人が演じた10年の月日が刻まれた『余命10年』を楽しみにしていて下さい」と語った。
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