清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。9月22日放送の第93話では百音(清原)の幼なじみ・三生(前田航基)の決心が描かれ、視聴者から感動の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
お祭りの準備のようなにぎやかさで突風被害の後片付けを終わらせた永浦家はじめ島の人々。美味しい牡蠣を肴に酒盛りをする輪の中で、上機嫌になった三生が突如「俺はもう決めたんす!俺は創建1125年の星明寺を継ぎます!」と声を上げた。
「酒の勢いで言ってねえか?無理してねえか?」と確かめる耕治(内野聖陽)にも、「無理なんかしてねえですよ!」とキッパリ。「俺は決めたんだ!その証拠に…」とハサミを手に取り髪を切ろうとし始めたものだから、その場の雰囲気も手伝って、あれよあれよという間に断髪の手はずが整えられた。
「本当にいいのか?」と最後に確認する耕治。三生は、その耕治の目をしっかりと見据え、「俺は、耕治さんとは違う道を行きます。親の仕事、継ぎます」と伝えた。
そして、伸び放題だった三生の髪にバリカンが入れられた。「おい、若えの!お前たちでやってやれ」という耕治の声掛けで、まずは亮(永瀬廉)が。そして百音たち幼なじみが一人ずつ、順番に三生の髪にバリカンを入れていった。
百音の「あ、すーちゃんにも知らせなきゃ」の一言で明日美(恒松祐里)もテレビ電話で加わり、幼なじみたちが三生の決意を見守った。
最後は三生の父・秀水(千葉哲也)が残りの髪をきれいに剃り上げ、親子ふたり深々と頭を下げた。