清原果耶がヒロインを務める連続テレビ小説「おかえりモネ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。9月23日放送の第94話では、百音(清原)とその妹・未知(蒔田彩珠)の会話がじっくりと描かれ、見る者の心を揺さぶった。(以下、ネタバレがあります)
突風被害に遭った実家のカキ棚の後片付けのため、急きょ島に帰った百音。片付けが一段落した後、妹の未知に「私、こっちに戻ってきてもいいかな」と打ち明けた。
「なんで私に聞くの?」と、百音の真意を確かめるように聞く未知。百音は「このうち、ずっと守ってきたのはみーちゃんだから」ときっぱり答えた。「私が『やだ』って言ったら、戻ってくるのやめんの?」と聞く未知に、「やめる」とまたきっぱり。そして「私は、ここから逃げたから」とも。苦い過去を振り返って言葉にできるほど、百音は大人になっていた。
一方、未知もずっと、百音に対してどこか負い目を抱えていたようだ。「ここから逃げた」という百音に「違う。いられなくしたのは私だよ」「私、ひどいこといっぱい言った」と反論するように答え、「もう一度やり直させてほしい」という百音に「いいに決まってる!2人で島ごと、気仙沼ごと盛り上げよう」と笑顔を見せた。