一方、泉美にも再生の時が訪れる。メールを受けて、元の社屋に出向いた泉美の前に現れた航。泉美が初めて作り上げた乙女ゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」のキャラクター・ケント様の衣装を着た航は、「ラブ・マイ・ペガサス」を再開させたいこと、社員全員でランタンを辞めたこと、また泉美に戻ってきてほしいことを伝えた。
そして「泉美さんに出会えて本当によかった」と航が本音を明かすと、泉美はケント様の衣装を脱がせた上で、「航くんのことが好きです」と告白。その後、キスしようとしたところで光井たちがやって来るが、航はドアに鍵をかけて、キスをした。
告白もキスも、視聴者をドキドキさせるシチュエーションだった。特に、第1話では航を“推し”であるケント様に寄せようとしていた泉美が、それと対比するように航自身への思いがあふれた告白シーンは感動的で、視聴者からも「最高だった」「衣装ぬがせての告白は痺れた」といった声が上がった。
仕事仲間と好きなものを分かち合えること、本当に好きな人と笑い合えていること、それが泉美にとって大切な“推し”の時間に。“推しごと”と“お仕事”を掛け合わせた前向きで幸せな結末は反響を呼び、一時Twitterのトレンド1位になるほどの反響となった。
(文=ザテレビジョンドラマ部)
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