「くだらない話をめちゃくちゃ真剣に描く」作者の語る創作のこだわり
ーー今回Twitterに投稿された「ドジっ子ラブコメ」ではドジっ子がとてもかわいくユニークに描かれています。この作品の中で特に気に入っているシーンやセリフはありますか?
全編通して愛すべきドジっ子達ばかりなのでどれも捨てがたいのですが、パパの出てくるシーンはどれもお気に入りです。パパが小指をぶつけて痛がっている顔はとてもノリノリで描けたので、あえて選ぶならそのコマですね。
ーーためさんは過去にも「呑むならお前らとこんな時」など、ギャグやコメディ漫画をメインに描かれていますが、漫画を描くうえでのこだわりはありますか?
会話や動きやオチのテンポやタイミングが読んでいて違和感なく、自分の思っているように伝わればいいなとコマ割りや構図を試行錯誤しています。キャラに関しては、ストーリー内でやってることはくだらなくても、この世界のどこかで現実を生きてそうな人間としての心情を描けたらなあと思ってはいます。過去に描いた「呑むならお前らとこんな時」(KADOKAWA)でも、5人の働く男たちが呑んで、食べて、終始くだらない掛け合いをしているのですが、それぞれの友情のカタチやちょっとした感情の動きを「あるある~」と思ってもらえれば、と、こだわって描いていました。
ーー漫画のネタを考える時に意識していることはありますか?
くだらなすぎて思わず笑ってしまうような小ネタが大好きなので、友達や家族に「この間こんなことがあってねーw」と笑い話を話す感覚でネタ出しをして、それを自分に出来る最大限の描写で大真面目に膨らませて多少の現実逃避も辞さない覚悟で組み立てています。くだらない話をめちゃくちゃ真剣に描くということに最高のエクスタシーを感じるので、そういう感覚も大事にしていきたいです。
ーー今後の目標や展望があればお教えください。
一応ドジっ子たちにはそれなりの設定とストーリーが最終回まであるので、暇を見て不定期でも描き続けていきたいです。ある程度描いて、どこからも書籍化の話がこなければ個人で電子書籍に登録して販売したいという野望もあります。
ーー作品を読んでくれている読者やフォロワーにメッセージがあればお願いします。
あまり反応ができる性分ではないのですが、リツイートやいいね、リプなど、とても嬉しいし励みになっております。今後も「なんだこれ、くだらねーなw」と思わず笑ってしまったらポチっとリツイートやいいねで応援してくださると作者が健康になり、筆も進む気がしますので気長に見守っていただけると幸いです。
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