香川照之、木村拓哉の負けず嫌いっぷりと設楽統の“失態”暴露「続編がないのはそれが原因」
香川照之、オダギリジョーの演技に驚嘆「あの男、頭おかしい」
香川は最近の悩みとして老眼をあげる。女優と近い距離で演技をしていても「昔はよく見えてキレイだなって思っていたのが、もうあんまりよく分からない」と嘆く。また、書類など何かを見て驚く芝居をするとき、本当なら離して見たいものも、カメラの画角の関係上、顔に近づけて芝居をしていることを明かし、実際には「何にも見えてないんですよ!」と訴える。
ただ老眼になって「いいこともある」と言い、以前は見えていた撮影に集中していないスタッフなどが、「見えなくなったんで、すごくやりやすくなった」と明かす。
また、香川は現場でのアドリブが多いことについて「求められてますからやりますよ」と言い、昔はアドリブをすることが芝居だと教えられていたと話す。故・緒形拳さんと親子を演じたとき、ケンカのシーンで、事前に殴ってはいけないと言われていた場所を、本番になった途端、緒形さんが殴り「そういうことなんだな」と思ったという。
さらに映画「ゆれる」(2006年)で共演したオダギリジョーのエピソードも明かす。それが壊れてしまうとその日の撮影ができなくなってしまうという一つしかないセットに、本番前のテストでオダギリが怒りの演技で椅子を投げつけたという。幸い壊れるまでには至らず、傷がついた程度で済んだが、香川は「現場がシーン」と緊迫の瞬間を回顧。「あの男、頭おかしい」と驚くも、「最初のテストのみんなまだ緩いときに衝撃的なことをするのが芝居の醍醐味」と評価。「オダギリくんはハートが強い」と称えた。
次回の「バナナサンド」は10月12日(火)夜7:00より2時間スペシャルを放送予定。ゲストに千鳥が登場する。