写真集タイトルは公募「ファンとのつながりを」
――2冊目の写真集です。
前回は2年前に発売させていただいたんですけど、その時は事務所には所属してなくてフリーでやらせていただいて、今と環境が少し違った状態でした。今回の写真集では、少しは成長できているかなと感じられるので、それも自分的にはうれしいなと思います。
前回はセクシー系で、今回もセクシーな部分はあるんですけど、どちらかと言えば旅をした私の表情が見られるという方が、テーマとしては大きいかなと思います。
――撮影の際、福島さんから何かリクエストはありましたか?
今回だけではなく、これまでも福島さんからリクエストとかはあまりなくて、そのままのその瞬間の私を最大にきれいに撮るっていう感じなんです。福島さんは2年以上前からよくしてくださっているので、普段からお任せということが多かったです。
今回の撮影でも本当に自由に、その時の気分などで、「こっちも行ってみようよ」とかその場の流れで撮る場所を決めたり。事前に決めずに、自然な状態のときが多いからこそ、素の表情もたくさん撮れているのかなと思います。
――撮影の思い出はありますか?
本当に旅行感覚でもあったので、いろんな場所に行ったり、おいしいものを食べたり、すごく楽しかったです。
――鳥取は砂丘に行ったんですよね?
鳥取は砂丘に行くことだけを考えて行ったんですが、行ったら灼熱地獄だったという(笑)。本来、夏は避けた方がいいみたいで、体感温度57度とかになっていて地獄でしたね。逆にそれがいい思い出です(笑)。
実は、行く前にお母さんから「バカじゃないの? 今行くっておかしい。キャンセルできないの?」って言われていたんです。「いやいや、そんなのないから」と言って行ったんですが、本当にやばくて。
鳥取は旅館に泊まったんですが、そこの旅館の高校生ぐらいの男の子がすごく私のファンでいてくれて、サインとか書いてあげました。夜ご飯とか運んできてくれたんですけど、手が震えていました。鼻息とかもすごく荒くて(笑)。かわいいなと思いながら、ありがたいなっていう気持ちでした。
――「くりめぐり」というタイトルは?
ファンの方に募集したんです。以前まではイベントでファンの方とつながっていたり、コミュニケーションを取れていたけど、今はコロナ禍で、イベントとか直前に中止になっちゃったりする可能性もあるし、ギリギリまでどれくらいの規模でできるか本当に分からないじゃないですか。
だから、SNSを通じて皆さんに募集することで、ちょっとでもつながっているようにというか、私と近い距離感で写真集に興味を持ってもらえるかなと思ったので、みんなにタイトルを決めてもらいました。選ばれた方はクレジットに名前が載ります。
――集まった中から選んだのはくりえみさんが?
私が選びました。いいのがなかったらどうしようかと思って、“裏垢”を作って自分で投稿する準備もしていたんですけど(笑)、いいのがあったのでこれにしようって。みんなの中から選ぶことができて良かったです。
――2022年カレンダーの発売も決まっているそうですね。
はい。写真集に入りきらなかった写真の中から選んで、カレンダーも作らせていただくことになりました。
カレンダーは一つの目標で、それが去年初めて出せてうれしかったんですが、今年もまた継続してできたというのはすごいことだなって思います。一回達成できても、なかなかその次、その次って続けていくのは難しかったりするので。また来年、再来年も続けていけたらいいなと思っています。
――カレンダーでは恒例の質問ですが、どこに飾ってほしいですか?
私、事務所ではトイレにいるんですよ。毎回トイレに行くたびに私(2021年カレンダー)がいるからビックリするんですけど、普通に、無難に、部屋の中とかに飾ってもらいたいです。私は元々ほしのあきさんのカレンダーを部屋中に貼りまくっていて、それが私のモチベーションだったんです。なので、私のカレンダーもいい意味でモチベになったりとか、目につく場所に置いてくれたらうれしいです。
発売日:9月30日(木)
撮影:福島裕二
定価:3800円(税別)
仕様:A4判、176ページ
出版社:玄光社
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