――桜井さんにとって食べることとは?
ドラマの中で「食べることは生きること」というセリフが出てきます。私は、生きるために食べるんじゃなくて、食べたいために生きている。おいしいものを食べるために一生懸命お仕事を頑張っています。
――1人で食事を楽しむだけでなく、同僚たちと食事するシーンも出てきます。コロナ禍で、大勢で食事することが減った中、撮影はいかがでしたか?
改めて、皆でわいわいごはんを食べるって楽しいなと感じました。特に、小湊さん(岡崎紗絵)、青柳主任(未来)とシュラスコを食べに行った回が、思い出に残っています。初シュラスコでテンションが上がりましたし、あとサンバを踊りました(笑)。
――撮影のお昼休憩でも、キャストの皆で食べることは少ないんですか?
各々食べることが多いと思います。特にコロナ禍もあって、誰とも喋らず一人で黙々と。咲子たちみたいに、財布だけ持ってランチに行くのは、会社員っぽくていいですね。でも本作の撮影でいうと、「この後いっぱい食べるからね」と監督に言われたときは、お弁当を食べずにいました。撮影後帰宅してからもお腹いっぱいで、食費が浮きました(笑)。
――最後にドラマを楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
また明日頑張ろうと思ってもらえるような、皆さんの背中を押してあげられる作品になったらいいなと思います。日々頑張っている自分を、ごはんを通してねぎらう咲子の姿を見て、皆さんも自分自身を労わってあげる何かをぜひ見つけてください。