黒柳徹子&爆笑問題・太田光が語る、向田邦子の“魅力”…没後40年のスペシャル番組放送決定<向田邦子に“恋”して>
11月13日(土)に、黒柳徹子と爆笑問題・太田光によるロング対談を軸に構成したスペシャル番組「没後40年特別企画 向田邦子に“恋”して」(夜7:00-8:54、BS-TBS)が放送される。同番組では、ラジオの構成作家、テレビ脚本家として活躍した向田邦子が「愛され続ける理由」、そして「今も色あせぬ魅力」に、TBSで放送された名作ドラマの名シーンの数々や、向田ファンの著名人のインタビューなどを通じて迫る。
今もなお“愛され続ける人”
今再び、向田が注目を集めている。向田は、1929年(昭和4年)東京で生まれた。映画雑誌の編集者を経て、ラジオの構成作家、テレビ脚本家として活躍。代表作「寺内貫太郎一家」(TBS系)、「時間ですよ」(TBS系)、「阿修羅のごとく」(NHK総合)をはじめ、手掛けたドラマは1000本にものぼる。
エッセイ・小説の執筆でも才能を示し、1980年には「小説新潮」に連載中の『思い出トランプ』の「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞。ますますの活躍が期待されていた中、1981年8月22日、台湾での飛行機事故で帰らぬ人となった。51歳だった。
没後40年となる2021年、多くの書店で向田の特集コーナーが設けられている。また、1月には東京・南青山で特別イベントが開催され、自筆原稿や資料、普段身に着けていた衣服や愛用品などの展示が行われた。イベント会場で見受けられたのは、向田邦子が生きた時代を知らないはずの若い女性たち。番組では、向田とその作品が時代を超えて愛され続け、今なお若い世代を魅了する理由を探る。