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<カムカムエヴリバディ>村上虹郎、初の“朝ドラ”出演は「すべてがとても新鮮です」

2021/11/05 08:15

村上虹郎
村上虹郎 (C)NHK

11月1日に放送が開始した連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。同作で初代ヒロイン・橘安子(上白石萌音)を巡り、兄・雉真稔(松村北斗)と三角関係になる雉真勇を演じる村上虹郎より、インタビューコメントが到着。出演への思いや共演者の印象などについて明かした。

同作は、昭和・平成・令和の時代を、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代の女性の物語。戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった祖母・安子を上白石が、親と英語を憎みつつも、ジャズソングに救われて自分の人生を切り開いた母・るいを深津絵里が、そして、時代劇の世界に憧れながらも、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所を見つけた娘・ひなたを川栄李奈が演じる。

――「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときのお気持ちは?

“朝ドラ”には初めての出演となります。さらに今回は大阪放送局制作ということで関西での撮影で、すべてがとても新鮮です。NHK“朝ドラ”オーディションは、「まれ」から何度も受け続けてきたので、「NHKと自分とのつながりは、このタイミングなんだな」と思いました。やはりご縁だと思うので。

――ご自身の役柄についての印象は?

両親と兄の稔の家族3人の存在がすごく大きいので、勇は、基本的にみんなの話を聞きながら、自分をどこに置くのか全体のバランスを考えていて、次男って面白いなと思いました。自分は長男なので。抽象的な話になりますが、演じ方としての正解はいくつかあるので、毎回それを選ぶのを楽しみにしています。勇という役は特に、それを選べるんだと思います。

稔の場合は、周囲が期待している「“稔”像」のようなものがあると思うんです。稔自身にも、絶対的な「“稔”像」があって、稔らしくいないといけないんだろうなと感じていて、勇のほうがそこは自由なんじゃないかと思います。勇は、基本的には明るくて精神的にも強く、人の気持ちがわかる優しい人
間なんだと思います。かつ、強さも兼ね備えています。台本を読むと、勇は日焼けして坊主頭だし、スポーツ少年だし、普段の自分とは全然違う感じがして想像しにくかったのですが、演じているうちに、この役をいただいた意味がだんだんわかってきた気がします。

――収録に参加されてみての感想は?

1話が15分と短いので、台本を読んでいてもリズムやテンポがこれまで読んだことのない種類のものだという印象で、最初はなかなか慣れませんでした。でも、読んでいてすごく臨場感があって、一般的なドラマよりひとつの区切りが短いので、すごく新鮮でスピード感を感じます。

――放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

勇の強い部分と葛藤している部分との絶妙なバランスを見てもらえたらうれしいです。僕が演じる次男・勇と、松村北斗くん演じる長男・稔の兄弟。お互いに好きでもありライバルでもあり、男同士のバチバチのバトル感もあります。そこに安子がどんな顔をして、どういう思いを持っているのか、それが僕ら兄弟にとって大切なところなので、そんな三角関係を見ていただければと思います。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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