「おちょやん」では岡安のお茶子役!
くにを演じるのは、1994年生まれ、大阪府枚方市出身の女優・仁村紗和。仁村は、20社以上からスカウトされたという経歴の持ち主。デビューのきっかけもスカウトで、音楽のライブを見に行くために原宿を歩いていて声を掛けられたという。デビューからの1年半で10社以上のCMに出演する快進撃を見せた。
その後もドラマ、映画、ミュージックビデオ、モデルなど多岐にわたって活躍。ドラマファンの注目を集めたのは、連続テレビ小説「おちょやん」(2020-2021年)への出演だろう。「おちょやん」では、ヒロイン・千代(杉咲花)が最初に働く大阪・道頓堀の芝居茶屋「岡安」のお茶子仲間・節子を演じた。
一見おっとりしているが負けん気が強く、芯の強い節子。「岡安」でのシーンでは、千代や先輩お茶子たちとともにうわさ話に興じるなどコミカルなシーンも。最終回にも出演し、千代が出演した鶴亀新喜劇の千秋楽「お家はんと直どん」の舞台を「岡安」の面々とともに客席から見守った。
「青天を衝け」で演じる女性・くには、史実でも渋沢栄一の人生に大きくかかわっていく存在。視聴者からは今後修羅場になるのではとの声も寄せられている。