登場人物については、千葉も「血の通った人物像が描かれていて、すごくやりがいを感じています」とコメント。また、木村も「“完全超悪”のドラマではないんです。それぞれに理由があって、なんでこういうことに手を染めてしまったのかなど、人間が深く描かれています」と話し、「繊細な問題なので、この内容をネットドラマとかではなく地上波で流せるのかなと。“ピー”とか入ったり…(笑)。それくらい攻めた、非常にスリリングな脚本です」と本音を明かした。
そして、福士は「単純に事件を解決するということではなく、それぞれの人物に感情移入することができて魅力的だなと思いますし、僕は綾野さんがかっこいいなと思いながら現場で見ています」と語った。
「1分、1秒ごとにアイデアが思い浮かぶ」
撮影の雰囲気について、綾野は「本当に楽しいです、毎日ずっと。そんな僕のことを現場のスタッフが“フェニックスモード”と呼んでいます(笑)。今日、久々にみんなに会えて、みんなに会うとものすごく元気をもらえますし楽しいですね。毎日、作品のことを考えていて、この状況の中で撮影ができていることは奇跡だなと思っているので、大切に大切にみんなで進めていけたらなと思います」と笑顔でコメント。
そんな綾野について、福士は「きのうもフェニックスモードで大変でしたよ(笑)」と言い、「(綾野さんが)『1分、1秒ごとにアイデアが思い浮かぶ』とおっしゃっていて、それがすてきだな、本当に毎秒この作品のことを考えているんだなと感じました。実際、カットごとだったり、シーンごとだったり、『ここ、もっとこうしよう』とアイデアを出されるので、本当に愛が伝わるなと思いました」と現場での様子を明かした。
また、綾野は再タッグとなる藤井監督について「こういったかたちでタッグが組めるとは思っていませんでした。(藤井監督は)このチームでできる最善を考えてくれているなと。特に1話は“藤井道人監督劇場”なんじゃないかな」と語った。