田中は「主演といっても名ばかりで…」と謙遜しつつ、「公開されるのがすごく感慨深い」としみじみ。
自身の年齢より1つ上の36歳の独身女性を演じるにあたり、「30代半ばで独身で働いているという共通項で一緒くたにされてしまいがちなんですけども、この映画の中の本田まみと私とはまったく別の人物なので、そこは切り離してご覧いただいた方が見やすいかなと思います」と呼びかけた。
また、「20代後半の頃に結婚を人生の逃げ道のひとつとして考えたこともあったなと懐かしく思い返しもしたんですけど。今は結婚に対して、したくないという気持ちはないし、しないと決めているわけでもないし、本当に自分のペースで。いい方がいればしたいと思いますし。たくさんの選択肢があっていいはずなのに、世の中的に決めつけられてしまうことが多いなと…周囲の雑音にとらわれてしまうことが多いなと思うんです」と持論を語った。
そして「会場にいらっしゃっている女性の方には共感できるなとかわかるなとか思って、見終わったあと自分の生き方を肯定できるような気持ちになってくれればうれしいです」とメッセージを送った。
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