――「マットゥサイエンティスト」を創作したきっかけや理由を教えてください。
漫画などに出てくる科学者が「優秀だけど倫理観が欠如している」タイプが多い気がしたので、真っ当だけど言動だけマッドサイエンティストなキャラがいたら面白いのではないかと思い、「真っ当」と「マッド」をかけた駄洒落タイトルを思いつきました。
――同作を描くうえでのこだわりやポイントがあれば教えてください。
彼女(マットゥサイエンティスト)なりの照れ隠しもあるのですが、主人公の言動がかなり際どいこともあるので、行動や結果をみてギリギリOKかな?というラインの表現を狙ってます。
――現在7話まで描かれていますが、特に気に入っているエピソードがあれば教えてください。
6話は一旦保護した赤ちゃんを正式な団体に預ける話なのですが、かなり悩んで描いたので印象深いです。読者さん達はたぶん捨て子を育てる展開を望んでいたと思うのですが、緊急保護までは命に関わるから仕方ないとして、その後は彼女(マットゥサイエンティスト)なら真っ当な手続きを踏むだろうなと思いこの展開にしました。投稿後は反応も良くてホッとしました。
――「マットゥサイエンティスト」以外にも、思わず笑ってしまうギャグ漫画を執筆されていますが、どのようにしてネタを考えていますか。
「散歩」「お風呂」「寝る前」などにアイデアが浮かぶことが多いです。そうして浮かんだアイデアと自分が好きな物を組み合わせられないかという発想から、だんだんと具体化していきます。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
「マットゥサイエンティスト」を読んでくださってありがとうございます!今後も思い付いたものはとにかくすぐに形にして、読んだ人の感情を動かせる漫画を作っていきたいです!
作者の赤信号わたるさんは、SNSの投稿から人気に火が付き書籍化された「オヤジが美少女になってた話」(双葉社)のほか、「悪と純粋」「美少女だよ!一休ちゃん」など、ユニークな設定・ストーリーの作品をTwitterで発信している。気になる人は過去の作品もチェックしてみよう。
■赤信号わたるさんの作品を読む
「オヤジが美少女になってた話」(双葉社)
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