吉高由里子が主演を務める金曜ドラマ「最愛」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第2話が、10月22日(金)に放送となる。このたび、本作品のプロデューサーを務める新井順子氏にインタビューを実施。ドラマ誕生の経緯や、キャスト陣の魅力について語ってもらった。
同作は、金曜ドラマ「アンナチュラル」(2018年、TBS系)や「MIU404」(2020年、TBS系)を生み出してきたプロデューサー・新井氏と演出・塚原あゆ子氏、そして2人とは金曜ドラマ「夜行観覧車」(2013年、TBS系)、「リバース」(2017年、TBS系)でタッグを組んだ脚本家の奥寺佐渡子氏と清水友佳子氏が手掛ける完全オリジナル作。
殺人事件の重要参考人となった実業家・梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・大輝(松下洸平)、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬(井浦新)の3人を中心に15年前の失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫る、サスペンスラブストーリー。
名前を考えるときは姓名判断しまくりです(笑)
――「最愛」という作品が誕生するまでの経緯を教えてください。
まず、「わたし、定時で帰ります。」(2019年、TBS系)の撮影時に(吉高の)芝居を見て“サスペンスをやったら吉高さん面白いだろうな”と思って。でも、まだその時は「最愛」のことは考えていないんです、もう「わたし、定時で帰ります。」のことで頭がいっぱいで(笑)。
「定時」が終わり「MIU404」の準備をしている時、先々もサスペンスをやる予定がないなとふと思いまして。2021年には「リバース」と同じ脚本家さんたちと一緒にオリジナルサスペンスを作りたいなと思いました。主人公は誰のイメージで企画書を作ろうかと考えたとき、 “吉高さんのサスペンスが見たいな”という思いがよみがえりました。
実は、当初の企画から設定の部分など結構変わっているところがあるんです。例えば名前は、文字だけ見ていると見栄えがいいなと思っていても、口に出してみると言いづらいなとかあるんですよね。
原作がある作品は名前がもう決まっているので変えられないんですけど、(今回のようなオリジナル作品で)名前を考えるときは姓名判断しまくりです(笑)。元々、主人公の“梨央”って違う名前だったんです。でも、“りお”にしようってなってから、“りお”っていう漢字の組み合わせをめちゃくちゃ調べました(笑)。
■「最愛」公式Instagram:saiai_tbs
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