――現場に入られて、演出の仕方や撮影セットで“ここが怖い”と感じた部分はありますか?
「言霊荘」というタイトル通り、アパートに集まるシーンが多いのですが、そのセットに鏡がたくさんあるんです。普段、鏡を意識することってあまりないと思うんですけど、ホラーの仕掛けになったりする関係で、鏡を意識せざるを得ない状況が少し恐怖です。
あとは3号室、4号室と部屋同士が隣り合わせなのですが、絶妙な距離感に「何かあるんじゃないか」と勘繰ってしまいドキドキしています。意識し始めると何でも怖く感じてしまうんだなと思いました(笑)。
――同世代の女優さんたちが多くいらっしゃる現場ですが、皆さんから刺激を受けることなどありますか?
ご一緒したことがある方もいましたし、テレビで見させていただいていつかご一緒したいなという方もいました。同世代で、しかも女性ばかりで集まる現場というのはあまりないので楽しく撮影させていただいています。一つのアパートの中で起こる話の中で、皆さんのお芝居を間近に見られる貴重な体験ができ、すごくうれしいです。刺激的な日々を過ごしています。
――堀田さんが実際に起きたゾクっとしたホラー体験があれば教えてください。
寝る時に睡眠の補助をしてくれたり、プレミアム会員になると自分がどんな寝言を言っていたのか確認できたりするアプリを起動して寝ているんです。ある時、3日間くらい自分が寝言を言っていたことをアプリが記録していたので、何を言っているのかが気になり、プレミアム会員になって、寝言を聞くことにしたんです。
多くは普段、寝返りを打っている時の声や音だけだったのですが、ある時、知らない男性の声が混じっていました。それだけならテレビか何かの音かなと思えたのですが、聞き進めていくと「寝てるなら起こそうか?」というはっきりした声が録音されていました。
隣に住んでいる方の声を聞いたことがないし、防音とかもしっかりしている部屋に住んでいるので…正直驚きました。それからは怖くて聞いてないですが、人生でこれが一番怖かった恐怖体験ですね…!
――思った以上の恐怖体験をされてますね。
解明はしたくないですよね…。変な無線とかで入っちゃったのかな?と思うようにしています。謎は謎のままの方がいいということもありますからね(笑)。
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