――「レディスコート葉鳥」には、作詞家、秘書、アナウンサー、医師、小学校教師、雑誌編集者、動画配信者というさまざまな職業の女性たちがそろっていますが、堀田さんがこの中でやってみたい職業を挙げるならどれですか?
悩ましいですね…、自分がやってみたいというよりかは、演じてみたいなと思うのは雑誌編集者の瞳(内田理央)さんのようなキャラクターですね。作中で瞳さんというのは忙しいイメージの編集者でありながら、人のことを気に掛けるすごくいい人で、それが逆に「この人何かあるのかな?」と思わせるような謎多きキャラクターなんです。
常に誰かのことを「大丈夫だよ」と励ましている方なので、自分が前に出るということもありません。そんな瞳さんが今後どうなっていくのだろうと私の中ではすごく楽しみです。私ははっきりした個性の強く出ている役を演じることが多く、謎めいた役をやったことがないので一度体験してみたいなと思いました。
――2021年も残り3カ月(取材時)ですが、振り返ってどんな上半期でしたか?
振り返ってみると…忙しかったです(笑)。コロナ禍の状態でお仕事が途切れることなく、たくさんの作品に携われることができ、必要としてくださる環境があるというのは本当にありがたいなと実感しています。「言霊荘」でも皆さんと一緒に感染対策をしながら撮影に挑んでいますし、残り少ない2021年を無事に終えられたらいいなと思います。
――第3話は綾子が見どころになる回だと思います。(三度目の嘘の回)第3話の見どころと、綾子の注目ポイントを教えてください。
綾子さんは“嘘”を暴いて真実を伝えるために、メインキャスターになりたいという高い志を持った女性です。その綾子さんがまだ弱い立場にいるために、不正事実のあるニュースを読めと指示されてしまいます。
そこで自分が抱いている志を取るのか、周りから言われるように不正事実のあるニュースを読むのか、綾子さんは葛藤することになります。そこに注目していただけるとうれしいです。
またほかのキャラクターに比べて、職業柄、言葉を使うことが多いキャラクターでもあるので、「言霊」という言葉にポイントがあたる第3話になっているのではないかと思います。ぜひご覧ください。
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