『モデルになりたい』という将来の夢が書いてありました(桜井)
――本作の登場人物は、タイムカプセルを探しに行くことを目的に再会しました。皆さんは、タイムカプセルを埋めたことはありますか?
桜井「小学生の頃に埋めたことがあって。私はそのことをすっかり忘れていたんですが、ある日近所の子たちがそれを実家に届けに来てくれたことがあったんです。開いてみたら、『モデルになりたい』という将来の夢が書いてありました」
岡崎&三戸「すごい! 夢が叶っている!」
桜井「小学生のときにそうやって考えていたのかもしれないけれど、記憶になかったから。背も小さいし、まさか将来の夢として書いているなんて思わなくて。ちょっとびっくりしました」
三戸「私も小学校6年生のときに、タイムカプセルを埋めました。10年後に開けてみたら、(ボーカルユニット)w-inds. のデビュー曲『Forever Memories』の歌詞が全部書いてありました(笑)。開いた最初は『何が書いてあるんだろう?』と思ったらまさかの歌詞」
岡崎&三戸「あはは!」
岡崎「私は埋めたことがないんです。2人の話を聞いて、ものすごくうらやましいなと思って!当時、どんなことを考えていたのか気になりますよね。やっておけばよかったなあ」
――劇中ではタイムカプセルを通して10年前の自分からメッセージが届きます。10年後の自分には、どのようなメッセージを送りたいですか?
桜井「10年後かあ…。いろいろと現実的にシビアになっているかもしれない(笑)。健康には気をつけて!とにかく元気でいてくれたらいいなと思います!」
岡崎「『何を楽しみに生きている?』と聞いてみたい! 今も、“これがあるから頑張れる”というものを探していて! 食べ物でも趣味でも、このために前を向けるというものがあれば、この先ものすごく強みになるし、人生がどんどん豊かになるのかなと思っているので、そのころまでに見つかっていれば!(笑)」
三戸「10年後、私は41歳なんですよね。家とか買っているかな? マイホームを持っているか、聞いてみたいです!」
取材・文=成田おり枝