杉咲花が主演を務めるドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第4話が10月27日に放送された。不良少年・黒川森生(杉野遥亮)に片思いする橙野ハチ子(生見愛瑠)の切ないエピソードが話題を集め、演じる“めるる”こと生見にも賛辞の声が上がった。(※以下、ネタバレがあります)
同ドラマは、弱視の盲学校生・赤座ユキコと森生のラブコメディー。第4話では、ユキコがアルバイトをしようと奮闘するエピソードが描かれた。
アルバイト先で奮闘するユキコを森生が全力で応援するなど、2人の関係は良好。その様子を切ない思いで見ているのが、森生の中学時代の同級生・ハチ子だ。4話冒頭では、ハチ子が喫茶店の店内で森生にいきなりキス。
森生がキスのことを“ハプニング”と呼び、「悩み事なら聞くぞ」と話しかけると、ハチ子は「ハプニングじゃないから。んなわけないじゃん。森生のことが、好きなんだよ」と、秘めていた思いをぶちまけた。
ハチ子には、学生時代にいじめを受けた過去があった。いじめられているところを助けてくれて、「今度つまんねえヤツに絡まれたら聞こえねぇふりしろ。人間なんて本気で人のことわかろうとしねぇ、いい加減なもんなんだからよ」と親身になってくれた森生に、ハチ子はずっと思いを寄せていたのだった。
そんな森生が、ユキコに夢中。「ずっと森生は、わたしの居場所だった。森生だけは本気で私のことわかってくれるんだ、って。なのに…」。涙ながらに切なさを吐露したハチ子に、森生はきっぱり「ハチ子のことは大事に思ってる。きょうだいみたいに。だから、ユキコさんへの『好き』とは違う。悪い。俺、ハチ子の気持ちには答えらんねえ」と伝えた。