俳優の奥平大兼が、「アクターズ・ショート・フィルム2」の一環として制作される短編作品に主演することが決定した。共演は、今回が本格的女優業初挑戦となる琉花。そしてメガホンを取るのはモデルで女優の玉城ティナだ。
「アクターズ・ショート・フィルム」プロジェクトは、WOWOW開局30周年記念プロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」の第二弾。予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指す。
第2弾となる今回は、玉城のほか青柳翔、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子がそれぞれ監督を務めることが発表されていた。
玉城組の主演を務めることになった奥平は、2020年に公開された映画『MOTHER マザー』にて大きく注目を集め、日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞、キネ旬ベスト・テン新人男優賞、日本映画批評家大賞新人男優賞の4冠を達成した若手俳優。今年4月期にはドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)、「ネメシス」(日本テレビ系)に出演するなど、ますます注目を集める存在だ。
今回、玉城組での主演決定に際し、「玉城ティナさんが監督ということで、呼んでもらえてとても嬉しいのと、今までと違ったわくわく感がありました」と喜びを語った奥平。
「オファーをいただいた役柄がとても特殊で、最初に台本を読んだ時にとても興味深かったです。台本を読んでいろんな想像を働かせようと思います。今回の役はお芝居のやり方が今までと違って、雰囲気や表情重視になりそうなので、これまでと違った形でお芝居を考える必要があると思っています。 自分なりに工夫してみたいです」と意気込む。
今回制作される短編作品は、2022年2月にWOWOWで放送・配信される。みずみずしい演技に今から期待が高まる。