杉咲花が主演を務めるドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第5話が11月3日に放送された。黒川森生(杉野遥亮)が赤座ユキコ(杉咲)に自分の過去のトラウマを涙ながらに告白するシーンが視聴者の心をつかんだ。(※以下、ネタバレがあります)
同ドラマは、弱視の盲学校生・ユキコと、ユキコに恋するヤンキー・森生が織りなすラブコメディー。第5話では、晴れて付き合い始めた二人がすれ違うエピソードが描かれた。
森生の母親は森生が幼い頃、家を出ていったきり。“自分は捨てられた”“大切な人が自分を置いていなくなってしまった”という傷を心に抱えて生きてきた森生は、ユキコと付き合い始めて不安に襲われるようになっていた。
ユキコにさえ触れられたくない心の傷を抱える森生と、その傷に踏み込めないユキコ。すれ違いそうになった二人だが、周囲のサポートもあり、5話終盤では素直になって向き合った。
「もっと黒川のことを知りたい」というユキコに、森生は「嬉しいです」「だけど、だんだん怖くなってきちゃって。大切だって思いが強くなりすぎると、いなくなられたときキツいから」と、こみ上げる涙をグッとこらえながら、過去をぽつりぽつりと語り始めた。
話を聞いていたユキコは、たまらず森生に抱きついた。「私はいなくなったりなんかしない。黒川のこと、ひとりぼっちにはさせない。見えるんだよ。この先もずっと黒川と一緒に歩いてる自分が」。言い聞かせるように話すユキコ。森生はたまらず「ユキコさん…好きです!」とユキコを強く抱きしめた。