インパクト大の“白目”に三池監督も大喜び
――三池監督についてはいかがですか?
菜々緒 三池監督、玲二が電撃ムチを食らうシーンで、自分でビリビリなりながら生田さんに演技指導していて、すっごくかわいかったんですよ(笑)。それもすっごく楽しそうに! 私、三池さん大好きなんです。公式Twitterでも、土竜のパペットに怒っている風の写真とかがアップされていて、「こういうの、超やってくれるじゃーん!」って(笑)。前作のズッポンのシーンも、顔をズッポンされる想像がまったくつかなかったので白目を剥いたら、「最高! いいね~!」とキャッキャ言いながら喜んでくれたんですよね。だから、今回も白目剥いておきました。鈴木(亮平)さんも剥いてたし、「とりあえず白目っしょ」って(笑)。
――現場のアイデアも取り入れながら撮影が進んでいくのですね。
菜々緒 三池さんの中に明確なものがあれば直接言ってくださいますし、役者自身の思いや考えもくみ取ってくださる方なので、すごくやりやすいです。そういえば三池さん、女の子向けの特撮ドラマも監督されていて、「何でも撮るじゃん!」って驚きました(笑)。ギャップ萌えですよね。三池さんの人柄が大好きで、愛おしくなっちゃいます(笑)。
監督と入れ替わるとしたら…「楽しいコメディー映画を作りたい」
――菜々緒さんが本作の出演者の誰かと1日入れ替わるとしたら、誰と入れ替わりますか?
菜々緒 出演者ではないですが…三池監督になってみたいかな。それで普通に映画を1本撮ってみたいです(笑)。楽しい映画が好きだから、コメディー作品を作ります!
――それでは最後に、本作の見どころや、菜々緒さんが楽しみにしているところを教えてください!
菜々緒 「土竜の唄 FINAL」は暗さを吹き飛ばす、パワフルでド派手な魅力がありますよね。見るだけで元気になれますし、何も考えないで楽しめる作品って、今の時代にピッタリだと思うんです。私は「あー、楽しかった!」で終われる作品が大好きなので、DVDを買っておうちでも見たいと思います(笑)。胡蜂の見どころは…玲二との決着がどうなるのか、というところですね。あとは胡蜂のギャップ萌えもあります(笑)。ツッコミどころ満載の、どこか憎めない胡蜂をぜひ楽しみにしていてください。
■映画「土竜の唄 FINAL」
2021年11月19日(金)公開
配給=東宝
監督=三池崇史/脚本=宮藤官九郎/出演=生田斗真、鈴木亮平、岡村隆史、菜々緒、滝沢カレン、吹越満、遠藤憲一、皆川猿時、岩城滉一、仲里依紗、堤真一ほか
(C)2021「土竜の唄」製作委員会 (C)高橋のぼる・小学館
東宝