上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。11月9日に放送された第7回では、最初のヒロイン・橘安子(上白石)の近所に住む少年・吉右衛門(中川聖一朗くん)が可愛らしく時勢を解説する一コマがあり、視聴者を和ませた。(以下、ネタバレがあります)
今週は第2週「1939-1941」(11/8-11/12)を放送中。第7回では、ダンス修業に出ていた安子の兄・算太(濱田岳)が突然帰ってくるエピソードが描かれた。
その頃、人々の生活にも徐々に戦争の影響が出始めていた。食材が手に入りにくくなったこともあり、安子の実家・御菓子司「たちばな」でもこれまでのような菓子作りはできずにいた。
かわいい我が子・吉右衛門の好物であるもなかを買いに来た、荒物屋「あかにし」の赤螺吉兵衛(堀部圭亮)。もなかがないことを知り「もなかがねぇたぁどういうことなら!」と怒鳴り散らすが、傍らに立つ幼い吉右衛門は落ち着いたもの。「そねん、キツう言うたらいけんで。考えてもみられぇ、せんだって、砂糖とマッチが配給制になったじゃろう。菓子ゅう作るんも、ままならんはずじゃあ」とのんびりした岡山ことばで父を諫めた。
そして、「お父ちゃん、あんころ餅みっつ買うて帰って、お母ちゃんと3人で食べようやあ。それで僕は、幸せじゃあ」とかわいく提案してみせたのだった。
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