声優の浪川大輔と石川界人が出演する「声優と夜あそび 木」(毎週月~金曜夜10:00-11:30、ABEMAアニメLIVEチャンネル)、11月4日放送の #27では、「コミックシーモアコラボスペシャル」と題し、浪川と石川が原作者となり、誰もが気になる最高の1話を考える「コミックシーモアコラボ〜最高の第一話を考えよう!〜」に加えて、ふたりのデッドラインを探る「“いいよ”“ダメだよ”デッドライン」などのコーナーを行った。
オープニングでふたりは、コミックシーモアが、毎年、開催している「電子コミック大賞2022」の中間発表を見ながら、漫画についてトークをくり広げる。中高生の頃に読んでいた漫画トークに花を咲かせたあと、自他ともに漫画好きという石川は「漫画って描くのに労力いるじゃないですか。電子書籍で読んだあと、単行本も買うようにしてます」と“漫画愛”と熱く語る。
さらに、特にラブコメが好きという石川は「とにかくキュンなんですよ!恋に一生懸命で!」「恋してる相手に一生懸命な女の子、めっちゃかわいいよね!」と“ラブコメ愛”を熱弁する石川の漫画オタクっぷりに浪川は、「典型的な漫画大好き人間だな!」と驚いていた。
コミックシーモアとのコラボレーション企画「コミックシーモアコラボ〜最高の第一話を考えよう!〜」では、数々の漫画原作アニメに出演しているふたりに、誰もが続きが気になってしまう“最高の第一話”を考えてもらった。
まずは物語のテーマを決めることになり、番組から提示された「異世界転生」「ヤンキー」「スポ根」などの候補から、身近な「声優業界」に目をつけた石川は、「ヤンキーものの声優業界?」「声優業界ミステリー」などとかけあわせることをひらめき、“声優業界×異世界転生”という新たなジャンルを打ち出す。テーマが決まったところで「アフレコしていたら、転生してる!」「今までやった役の能力が使える」と、ふたりは次々とアイディアを出していく。
するとここでも、数々の漫画を読みあさり、最近の傾向を熟知している石川の発想力が爆発し、「転生して、お姫様をボイスパフォーマンスで落として成り上がっていく」「そこの王様が、実は前に転生してきた声優だった!」「オーディションという名の、お姫様の相手を選ぶ国民投票が始まるみたいな!」と提案し、浪川も「いいじゃん!」「プロットまでできた」とうなずく。
ある程度、世界観が決まったかと思いきや、さらにスタッフが用意した追加要素も加えることになり、BOXのなかにランダムに入れられたなかから「主人公がキリン」「登場人物が、全員、実在の声優」「謎の老人に出会う」などを引き当て、自由な発想で「マイク前で叫んで、ブラックアウトしたら、キリンになってた(笑)」「転生するのは、江口くんだね」「王様の声は、安元さんにしましょう」「異世界は動物王国ですね」「おじいさんが、実は姫だった」と、どんどん設定を盛り込んでいく。
その後も、石川が「第一話で何ページもらえるのか…」と連載のページ数まで気にするなど、第一話だけに止まらず、本格的な企画会議を行ったふたりは、最後には「動物王国に転生した声優が、ボイスパフォーマンスで声優KINGになる」という浪川と石川原案のオリジナルストーリーが完成し、「ネームお待ちしてます!」「アニメ化ありますよ」と夢をふくらませていた。
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