「辞めるつもりは全くない」柏木の“受け入れ力”のすごさ、「やらなきゃよかったことなんてない」
ーーこれまで他のアイドルグループに加入したAKB48メンバーがいない中で、今回のような取り組みをされたり、アイドル歴14年間の中で前例がないことをやる役割になってきたなという印象です。
そうですよね。できれば目立ちたくなかったし、後ろをついていくタイプなのに気が付いたら、そういう役割になっていました。これまで30歳を超えてもAKB48に在籍していたメンバーって1人もいないですしね(笑)。
ーー最近は結婚してもアイドルを続けてらっしゃる方もいますし、アイドルのあり方も変わってきましたよね。
そうですね。今のところは、まったくアイドルを辞めるつもりはないです。悔いがないように、やりたいことをやりたい分だけ、やりたいなと思っています!
ーー前例がないものへの挑戦は怖くないのでしょうか?
どんどん変わる環境に対応していくことで精一杯であまり考えたことがないですね。アイドルを続けている中で、もちろん「やっぱり嫌だな」とか「ファンの人はどう思うかな」と思うこともたくさんあったのですが、いざやってみたら、やらなきゃよかったことって1回もなかった。だから「決まったことは、楽しむしかないし、頑張ればファンの方が喜んでくれるだろう」というスタンスで受け入れ続けてます。
ーー受け入れる力の源はなんですか?
やっぱりファンの方たちの存在ですよね。この仕事をしていなかったら、こんなにダイレクトに人から感謝されることってなかったなと思いますもん。私、自分のためには頑張れないタイプなんです。家のこととかも何もできなくて、困っているくらい。でも「誰かのためになりたい」という気持ちは、ものすごく強いので、ファンの方からの反応とか、お仕事のスタッフさんから言われる感謝の言葉だけで超頑張れる!アイドルになった当初から、今日に至るまで、毎日アイドルという仕事にやりがいを感じていますね。
キングレコード