――澤部さんはコンビ名にもなっている埼玉県上尾市の原市出身ですが、爆買いするとしたらどうしますか?
この番組をやらせていただいて、10回くらいはリアルに考えたんですよ。もしコンビでロケをさせてもらえたら、原市で何ができるかって。でも原市でお金を使うことが何も浮かばない(笑)。恩返し額はサイコロで決まるんですが、最高金額の100万円なんて出たらもう大変ですよ。相方の岩井(勇気)と通っていたラーメン屋さんや、相方がずっと通っていた美容室でカット代をおごるとか…。それでもそんなにいかないはずなんで。
あとは母校の小学校、中学校の生徒に何かをプレゼントするというのはアリなんですが、その何かを買う場所もないですからね(笑)。もうコンビニとドラッグストアで爆買いになってしまいますよ。と考えたら、もしかしたら断る可能性が…。もちろん恩返ししたい気持ちはあるんですけど。
――ゲストの思い切りのいい爆買いシーンは見どころの一つですよね。
皆さんの爆買いには個性が出て面白い。ちなみに僕も爆買いをしたくなるときはあります。あくまでも自分や家族が使うものになりますが、最近だと「なりゆき街道旅」(毎週日曜昼0:00-2:00ほか、フジテレビ系)でキャンプグッズを買いました。以前から買おうとしていたものと新しく見つけて本当に良さそうと思ったものが重なって一気にって感じで。まぁそこには感動はなかったですが(笑)。
でもこの番組はお金だけではないんですよ。初回放送に出ていただいた元サッカー日本代表の内田篤人さんが、母校でサッカーボールなどをプレゼントしたのですが、それとともに一緒にサッカーをプレーして世界の技を見せるということをされていて。みんなが欲しい物と一緒にスターだからできるプレゼントをされたところに本当にグッときました。そういう人間性が垣間見えるのがこの番組ならではの魅力だと思います。