アニメ「炎炎ノ消防隊」の森羅日下部役などで知られる声優・梶原岳人は、アーティストとしても活動している。先日1stミニアルバム「何処かの君に」をリリースし、間もなく迎える誕生日の11月28日(日)には初のワンマンライブを開催。高校時代をシンガポールで過ごし、そこでバンド活動も経験した彼が、ソロアーティストとして描いているビジョンとは?
——幼い頃から音楽好きだそうですが、初めて好きになった曲は覚えていますか?
覚えていないんですよ、日常に音楽があった感じだったので。最初に好きになった曲は、「おかあさんといっしょ」で流れていた歌とかじゃないかな。
初めて手に入れたCDは、「鋼の錬金術師」が大好きだったので、主題歌だったポルノグラフィティさんの「メリッサ」です。確かクリスマスプレゼントでもらったと、記憶しています。
——梶原さんは高校の時に父親の転勤でシンガポールに移住し、そこでバンド活動を始めたそうですね。
クラスメイトがバンドを組んでいたんですが、ギタリストが日本へ帰国することになっちゃって、空いた席に僕が座りました。そのバンドでは洋楽の「I Love Rock'n Roll」のカバーから始めて、ニルヴァーナやレッチリ、オアシスとかのカバー曲をやっていましたね。その後、オリジナル曲も作るようになりました。
——「人生初ライブ」の思い出を聞かせていただけますか?
シンガポールの高校での学園祭だったと思います。お客さんは現地の人が8〜9割で、日本人はほぼ来ない。日本人というだけで、なぜかモテるんですよ。「ARASHI、ARASHI!」と言われて、「いや、嵐じゃないけど」と思ってました(笑)。クラスの女子も見に来てくれるので、普段は冴えない自分の唯一の見せ場というか、モテてるかもしれないと期待したりもして。下心ありきで、盛り上がっていました(笑)。
——誕生日の11月28日(日)には、初のワンマンライブ「此処にいる君に」を開催します。先日リリースされたミニアルバムの曲が中心になると思いますが、ライブでやるのが楽しみな曲は?
「この曲が楽しみ」というよりも、アレンジをライブでちょっと変えられるのか、気になります。僕自身がライブでCDと違うアレンジをしてくれるアーティストが好きなので、CDに入っているバージョンよりイントロをやたら長くしてみたり、バッキングを変えてみたりとか、できるのであればそういう音もやってみたいですね。
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