「カルテット」が圧倒的1位!冬ドラマ平均視聴熱ランキングを発表!
3月31日をもって、'17年1~3月放送の冬ドラマが全て最終回を迎えた。SNSや独自調査を集計しポイント化、今熱い番組・人物・コトバからテレビの流行に迫る新指標「視聴熱」を日々発表しているWEBサイトザテレビジョンでは、冬ドラマの平均視聴熱ランキングトップ10を発表(※)。
1位はTBS系ドラマ「カルテット」。平均視聴熱77,277pt(ポイント)と圧倒的な数値で独り勝ちとなった。松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の4人が出演し、複雑な人間模様を繰り広げた。第1話から90,345ptと高い視聴熱ptをたたき出し、松たか子演じる早乙女真紀の正体に疑惑が生じた第8話では、冬ドラマの最高視聴熱となる139,138ptを記録。最終話も107,646ptと高ポイントとなった。
「カルテット」は「東京ラブストーリー」「最高の離婚」(共にフジ系)などの名作を作り出した坂元裕二が脚本。作品では、ルームシェアする4人の会話劇が好評を博し、さらに4人それぞれに秘密があるなど、謎めいたストーリー展開も視聴者を魅了し、視聴熱の伸びにつながった。
2位は草なぎ剛主演の「嘘の戦争」(フジ系)。草なぎは家族を殺した犯人に復讐をする詐欺師という難しい役どころを見事に演じ、SNSでは「圧倒的な演技力だった」「演技に魅了された」という評判が多数。視聴熱も、最終回は86,688ptという高ポイントを記録した。
3位には、後半から急激な盛り上がりを見せた「奪い愛、冬」(テレビ朝日系)がランクイン。初回こそ15,885ptだったが、徐々に数字を伸ばし、第4話では59,559ptと高いポイントを記録した。特に、壮絶な嫉妬心を見せる主婦・森山蘭役の水野美紀の怪演には、「ホラー映画を見るより怖い」といった視聴者の声が飛び交った。
4位は、吉高由里子主演でアラサー独身女性の奮闘を描いた「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)。5位は、木村拓哉が初の医師役を演じた「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)だった。
4~6月放送の春ドラマも相葉雅紀が月9主演を務める「貴族探偵」(フジ系)や亀梨和也&山下智久が共演する「ボク、運命の人です。」(日本テレビ系)、湊かなえ原作で藤原竜也が主演を務める「リバース」(TBS系)など、高視聴熱が期待できる作品が目白押しだ。
※各話の視聴熱ポイント計測期間は放送日の朝5時から一週間。期間中の合計視聴熱ポイントを放送話数で割り、平均視聴熱ポイントを算出