ラーメンを選ぶのも人を好きになるのも同じ
ある夜、青木が中年男性に道を聞かれたお礼を渡そうと、男性が財布を出している瞬間に岡野が遭遇。青木はすべて誤解だということを話し、そこに現れた井田と共に3人でラーメン屋さんに入った。
青木は自分が井田を思う気持ちに変なところは無いと信じ、岡野に“偏見”を持たないでほしいと伝える。岡野は「正直、青木くんのこと簡単には理解できないけど、でも約束を破る理由じゃなかった、ごめん」と謝罪し、谷口(田辺誠一)から「生徒一人一人の個性を見守った方がいい」というアドバイスを受けていたこともあって、自分の思い込みを見つめ直した。みそ味、塩味、しょうゆ味という三者三様の頼んだラーメンの味が異なっていたことから「何が好きだろうと人の自由だ」と理解を示した。
好きな気持ちを尊重する展開に視聴者「神回」
青木と井田の恋模様を見守る視聴者にとっても、男同士であることへの偏見は不要だということが十分に伝わる。両思いの相手と手をつなぎたいと思う気持ちや、好きな人が悩んでいたら力になってあげたいと願うピュアな気持ちに、男も女も関係ない。SNSには「青木のために厳しい表情で先生と向き合う井田くん、かっこよすぎた」「いつも思うけど、特に道徳の授業で流した方がいい神回」「優しい世界で涙が出るよ」など、作品のファンからのコメントが集まっている。
次週12月4日(土)は、深夜0時より特別編を放送。第9話は、12月11日(土)夜11:30よりテレビ朝日系で放送。ついに手をつないだ青木と井田は、初めての本格的なデートへ。ウキウキの青木だったが、井田の様子に、本当に自分のことが好きなのか困惑してしまう。