ヒロミ 復帰を後押しした中居に感謝伝える
4月7日、「金曜日のスマイルたちへ」（TBS系）スペシャルが放送され、タレントのヒロミがゲストとして出演。妻の松本伊代との駆け落ち婚や、特に10年間芸能界から姿を消した理由など、激動の半生を赤裸々に告白した。
ヒロミは39歳の頃から10年、テレビへの出演が激減した。それは、親友である放送作家・吉野晃章の死がきっかけだったという。デビュー当時から常に味方でいてくれた親友の存在はとても大きく、ヒロミは言葉を詰まらせながら、「若くして亡くなった彼の分まで頑張ろうと思ったけどやっぱりそれに応えられなかった」と話した。さらに精神状態について、「自分でもどうにもならなかった」と振り返り、当時の不安定さを窺わせた。
番組の司会を務める中居正広とは、中居が二十歳で「笑っていいとも！」のレギュラーになって以来、20数年の親交があり「お互いに(色々なことを)知ってるし、知られている仲」だという。「いいとも」で初共演した当時のヒロミの印象を中居は「凄く怖えぇの！ 雰囲気が銃刀法違反(笑)」と振り返り、ヒロミも「当時はアイドルがバラエティーに出ること自体が異例で、甘やかさなかった。でも中居はいくらつっけんどんにしようが付いてきていた。僕の家に泊まった芸能人も中居だけ」と語った。
芸能界から姿を消した10年の間も中居は連絡を取り続け、ヒロミの復帰を願い続けていた。休んでいる間たまにテレビに出演する機会があった際は、オンエアを見た中居から「すごく面白いです。もう(出ても)いいんじゃないですか？」とアプローチをされていたという。ヒロミは「彼には感謝してますよ」と照れ臭そうに話した。
中居は当時を振り返り、「一緒にお仕事をしたいなと思ってましたし」と心境を告白、スタジオ一同2人の親密さに驚いていた。番組の最後に中居は、「次は家を建てるコーナーに遊びに来ていただきたいと思います」と話し、スタジオの笑いを誘っていた。
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