元乃木坂46・深川麻衣「卒業を意識したのは24歳のバースデーライブのとき」
2016年6月に乃木坂46を卒業した深川麻衣が、4月26日(水)から上演される舞台「スキップ」に出演する。元宝塚歌劇団の月組トップスター・霧矢大夢とのW主演という形で大役を射止めた。女優として本格始動する彼女を直撃し、グループ卒業から女優転身への思いなどを語ってもらった。
――霧矢さんをはじめ経験豊富な方々との共演、しかも主演ということでプレッシャーは感じていますか?
深川:プレッシャーも緊張もありますね。ただ、皆さんと顔合わせをする前のほうが緊張していた感じで、稽古を重ねていくうちに少しずつリラックスできるようになりました。とはいえ、やっぱり本番に対する不安みたいなものはあります。舞台は一発勝負なので、失敗してもやり直しがきかないですからね。体調管理の面なども含めて本番当日までの準備についても学ぶことばかりです。もちろん、女優としてまだまだなので“できないことはできない”ときちんと認識しようと思っています。その上で、稽古を重ねて少しでも上達していければと思います。
――現時点ではどんな部分が難しいと感じていますか?
深川:気持ちを大きく作ることです。私は大きな声を出そうとするとセリフに抑揚がなくなってしまうんですよ。でも、感情を大きく作れば、声や動作もそれに合わせて大きくなっていくと教えていただいたので、自然にできるようになりたいです。日常生活でも声が小さいほうなのでのどがつぶれないか心配なんですけど、霧矢さんにケアの仕方などを教えていただいています。
――アイドルから女優へ転身したわけですが、そもそも芸能界を目指したきっかけを教えてください。
深川:興味を持ったのは中学生のときでした。当時は、モデルさんになりたい!とか女優さんもいいなぁ…という感じでかなりざっくりした目標でした。テレビや雑誌の中で同世代の人たちがキラキラしているのを見て、すてきだなぁって憧れていたんです。ただ私は人前に出るのが苦手だったんですよ。授業とかでみんなの前に立って発表するだけで、お腹が痛くなってしまうようなタイプでした。それなのに芸能の仕事をしたいという、自分の中でも矛盾していると感じる夢を持ちました。消極的な自分があまり好きじゃなかったんですね。そんな自分を変えたい!という思いもあって、いろんなチャンスを探している中で出会ったのが乃木坂46だったんです。
4月26日(水)~5月5日(金・祝)
東京・サンシャイン劇場にて上演
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