上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。12月3日放送の第25回では、勇(村上虹郎)が久しぶりに登場。すっかり大人の男の顔になった勇に注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)
今週は第5週「1946-1948」が放送された。岡山を出て、るいと2人で大阪で暮らし始めた安子(上白石)。必死に働き、なんとか安定した生活ができるようになった矢先、交通事故に遭ってしまった。
泣き叫ぶるいを抱き寄せながらも意識を失ったらしい安子。目を覚ますと、そばで介抱していたのは同級生で義理の弟・勇だった。
目を覚ました安子を見て、勇は「ああ、義姉(ねえ)さん」とホッとしたような表情を浮かべた。商用で前夜から父・千吉(段田安則)とともに大阪に来ていたという。ペンシルストライプの仕立てのよさそうなスーツにネクタイ姿と、服装からも雉真繊維の跡取りとして歩き出している様子がうかがえる。
終戦直後、安子がるいと一緒に幸せに暮らせることをだけを願って、安子を雉真の家から逃がした勇。千吉が安子の居場所を探し出していたと知り「わしゃあ怒った。約束が違う、いうて。なんでそっとしといてやらんのじゃ」とは言いつつ、事故でけがをした安子の身を案じ、「じゃあけど義姉さん、父さんの言う通り、岡山に帰ってけえ。それが一番やと、わしも思う」と訴えた。
NHK出版
発売日: 2021/10/25