飯沼「『つながってたんだ~』ってうれしくなりました」
飯沼「誰が祖父江くんを演じるのかは台本上でも伏せられていて、私たち出演者にはサプライズで発表される予定だったらしいんです。でもある日、予定表に『衣装合わせ・祖父江(鈴鹿央士)』ってあったのを発見して(笑)。一気にみんなで話題になりました。鈴鹿さんには『私が女優に―』の最終演技バトルで相手役を演じていただいたので、私だけでなく(同プロジェクト出身で級友役の)武山瑠香さんや三浦涼菜さん、赤穂華さんもみんな鈴鹿さんを存じ上げていたし、演技バトルでの鈴鹿さんの役名が『祖父江くん』だったので『つながってたんだ~』って、みんなうれしくなりました」
鈴鹿「いやぁ…鈴鹿央士ごときでそんな騒がないでしょ。こちらは第8週でだいぶハードル上がった状態での登場だったので、どんな大物だよってプレッシャーでした(笑)」
飯沼「大物ですよ!」
鈴鹿「いやいや。顔は出さなかったけれど、手元や足元、後ろ姿も、今まで全部僕が演じていたんですよ。手のホクロだけで『鈴鹿央士では?』って考察されている方もいて、誰かにホクロの位置を覚えられたのは初めてだ!って(笑)」
飯沼「ファンの方は見てるんですね。さすがです。私は祖父江くんが鈴鹿さんと知ってからも、泉の“顔が分からない人にときめく”感じを保つために、メーク室とかでもなるべく顔を合わせないようにしてました」
鈴鹿「その日『あれ、僕何か嫌なことしたかな…?』ってちょっとだけ思った。でもピリピリした感じじゃなかったので、すぐに『そうか、演技のためか』って分かりましたよ」