汚名を被ったままの慶喜を気にかけた栄一が、慶喜の元を訪れ、名誉回復のため動き出す展開もあった。
慶喜の元を訪れた栄一。「あなた様を、世に知らしめたい。御前様の伝記を作りたいと考えています」と粘る栄一に、慶喜は「何度も言うが、話すことはなにもない。私は誰に忘れ去られようが、たとえただの趣味に生きる世捨て人と思われようが、かまわない」と寂しげな笑みを浮かべた。
草なぎ“慶喜”「大河の歴史に刻まれる名演」
鳥羽伏見の戦以降、一貫してすべての責任を負う姿勢を貫き続ける慶喜の憂いに満ちた表情には、戦で命を落とした者たちを思い過ごしてきた年月が深く刻み込まれているようだ。
そんな佇まいを感じさせる慶喜役・草なぎの演技に、視聴者からも「慶喜様の佇まいから目が離せない」「草なぎくんの慶喜公は大河の歴史に刻まれる名演だと思う」「しみじみ名演。草なぎさんの佇まいに胸が締め付けられる」といった感動の声が続出。
慶喜と美賀子のしみじみとした愛情が感じられるシーンにも「2人がただ見つめ合うシーンが切なかった」「表情だけで2人の歩いてきた日々の重さが感じられた」の声が上がるなど大きな注目を集め、Twitterでは今回も「#青天を衝け」がトレンド上位に浮上した。