松岡茉優「ゾクっ!としました」若者の感覚も知る倉本聰に驚嘆

2017/04/12 07:00 配信

ドラマ

「帯ドラマ劇場 やすらぎの郷」(テレビ朝日系)でバーテンダー・財前ゆかりを演じる松岡茉優

「帯ドラマ劇場 やすらぎの郷」(テレビ朝日系)でバーテンダー・財前ゆかりを演じる松岡茉優

毎週月~金曜で放送中の石坂浩二主演「帯ドラマ劇場 やすらぎの郷」(昼0:30-0:50テレビ朝日系)。倉本聰の脚本で、テレビ人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、そこに集う往年の大スターたちが繰り広げる人間ドラマだ。

今回、施設内のバー「カサブランカ」のバーテンダーで、入居者からは“ハッピーちゃん”と呼ばれる財前ゆかりを演じる松岡茉優に、倉本作品初挑戦への思いや、撮影現場でのエピソードなどを語ってもらった。

――今回、倉本作品に初挑戦ということですが、オファーを受けた時の思いを教えてください。

ただただ光栄です! 倉本先生の作品に参加するという緊張感はありました。クランクインする時には、台本ができている状態で、2クール(約半年)という長期間のドラマなので、先の見えない中でやるのではなく、先が分かった上で挑めるということで安心できました。

――松岡さん演じる“ハッピーちゃん”はどんな子ですか?

私が演じるハッピーちゃんこと財前ゆかりは、「この人いつもハッピーだよね!」って思わせるような人なので、髪形は二つ結びでいっぱいカラフルなピンを着けて、いつもニコニコ、見た目からハッピーにしちゃいました(笑)。

私がいる、バー「カサブランカ」は施設内で唯一住人の気が緩む、憩いの場なんです。住人がちょっと羽目を外して昔話をして泣いたり笑ったり、物語が動く場所。なので、伸び伸びと誇りを持ってバーテンダーをやっています。今後は、ロケの撮影もあり、バーカウンターからも出ます!

――“ハッピーちゃん”を演じる上で、倉本先生とどんなお話をされましたか?

先生は、役一人一人を細かく詰めていらっしゃるんです。先生は「この人がこの時に生まれて、こういった人生を送り…」という役の歴史がしっかりあり、ハッピーちゃんにも「きょうだいがいて、このバーで修業して」とか、「なぜこのホームにいるのか?」など、お会いした時に大事な情報を教えてくださいました。

先生のハッピーちゃんに対する愛を感じました。

――シニア世代向けのドラマですが、台本を読んでどう感じましたか?

シニア世代の方が元気になるようなドラマだと思います! 私と同世代の皆さんには新鮮だと感じるドラマかもしれません。今のテレビの風刺や「昔はこうだった!」というような昔話が盛り込まれていて、「確かに今のテレビはこうかも!」や「昔はそうだったんだ」と新しい発見があると思います。

一方で、シニア世代の方は「あるある!」と共感できるかもしれません。若い世代の方は、学校に行っている時間かもしれないですが、全世代に見てほしいドラマです。

――“ハッピーちゃん”を演じる中で共感したことはありますか?

私として、ハッピーちゃんとして、大先輩たちの話を聞いているのですが、自分の祖父母や自分よりも上の世代の方のお話を聞いて、「へぇー」という言葉しか出てこない会話もあると思います。

ハッピーちゃんのそういったリアクションが、祖父母と会話をしている時の私のリアクションと似たようなことが台本に書いてあるので「なぜ?」と。「倉本先生、なぜ、この感覚が分かるの!?」とゾクっ!としました。

――豪華キャストとの共演ですが、撮影現場はどうですか?

撮影の合間には皆さんとお話しています。石坂さんとは、バーで2人のシーンが多く、昔のテレビのお話やお酒のお話をよく聞かせていただいています。あと、バーにある置物や絵を見て、この絵が本物なのか複製なのかを鑑定してくださって。

石坂さんは「ここにこれがあると偽物だよ!」と教えてくださり、とてもお詳しいです。

浅丘(ルリ子)さんは、キラキラしたものがお好きで、ご自身でもアクセサリーをお作りになるとのことで、ピンク色のブレスレッドを頂きました! 

恐れ多くて着けることができず、大切に宝箱にしまっています(笑)。皆さん、本当に優しくて。バーテンダーなので立ちっぱなしなのですが、「足は痛くない?」とか「寒くない?」とか気に掛けてくださいます。

――大先輩たちもせりふには苦労されているようですが、現場で学ぶことはありますか?

今回、ご一緒した大先輩の皆さまは、いろいろな道をご自身で選択されて、“頂”にいる方たちばかりです。お芝居のアプローチの仕方も現場での立ち居振る舞いもさまざまで、それぞれ培ってこられたものを体現されています。

“俳優はこうじゃなきゃいけない!”みたいな固定観念がありましたが、正解は一つではないんだなと思い、気持ちが楽になりました。それぞれのお芝居のスタイル、生き方のスタイルをバーカウンター越しに見せていただけてこの上ない幸せです。

――今後の目標を教えてください。

先輩方のように、私もこれからたくさん選択して、自分なりのものを作っていきたいと思います。でも、俳優を目指していた時から変わらないのが「人を笑顔にしたい」という気持ちです。それが私の中では一番! 人を笑顔にできる仕事をやっていきたいなと思っています。

「帯ドラマ劇場 やすらぎの郷」
毎週月~金曜昼0:30-0:50
テレビ朝日系にて放送

毎週月~金曜朝7:40-8:00
BS朝日にて放送

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