氷川きよし、2021年を回顧「今までの芸能生活の中で一番充実していた」
12月10日、東京・六本木のビルボードライブ東京で「USEN MUSIC AWARD 2021」が開催され、氷川きよしの「南風」が「2021 年間 USEN HITランキング」の演歌/歌謡曲部門の第1位となり、トロフィーが授与された。
登壇した氷川は、「本当に多くの方がリクエストしてくださって、一年、自分の中で一生懸命やらせていただいて頑張って、この賞をいただけたのが嬉しいです。一人一人が真心で『南風』を流していただいた結果なので、皆さんに差し上げたい賞でもあります。『南風』は自分の新たな決意を描いてもらった作品なので、詞の中の主人公がそのまま自分自身を伝えています。そんな曲が賞をいただけて嬉しく思います。また、より一層、歌にかける思いを熱くして、多くの方に勇気とか励ましとか、そういうものをお送りさせていただけたら」と受賞の喜びを語った。
「南風」という楽曲については、「今のタイミングで、この時期に、自分の心の中に思っていることを伝えることができるので、いい曲をもらえたなって思います」と感謝の気持ちを表し、「命ある人間は、何があっても生き抜いていかなければいけない。人に何を言われようが、立ち止まらないで前に前に進んでいこう、明日が待ってるから生きていこう!そういう思いを伝えたかった」と歌に込めた思いも語った。