柳英里紗&水崎綾女、ほぼリアルな“イジュー生活”に達成感
メ~テレで4月24日(月)から放送が始まる、開局55周年記念番組 メ~テレドラマ「岐阜にイジュー!」が、放送に先駆け4月11日にクランクアップ。3月中旬のクランクインから、実際に岐阜・白川町で過ごした主演の柳英里紗と水崎綾女が、約1カ月におよんだ自らの「イジュー生活」を振り返った。
「宇宙兄弟」や「聖の青春」を手掛けた森義隆監督が「白川町移住促進ドラマを作る!」という強い意気込みを持って撮影に臨んだ本作は、白川町で行われたオーディションで選ばれた町民56人がせりふのある役で出演するなど、白川町の全面協力の下で撮影が行われてきた。
ドラマの最終回には、地元の春祭り「杵振り踊り」が登場し、実際の祭の最中に撮影を敢行。「杵振り踊り」は五穀豊穣を願って行われる踊り・祭りで、当日は花馬や山車も町を練り歩き、町中がお祭りムード一色に。
主演の2人は人生初の「餅まき」に参加し、柳は「(当日の撮影で)一番頑張ったシーン」、水崎も「テレビで見ていつかは参加したいと思っていたけど、このタイミングだったのでうれしい」と興奮気味に振り返る。
さらに、岐阜の天然記念物に指定されている「水戸野のシダレザクラ」の下では、花見のシーンを撮影。当日はあいにくの雨にもかかわらず、100人以上の白川町の方々が参加し、ドラマを彩った。
なお本作は柳、水崎の他に芹澤興人、関めぐみ、笠松将、渡辺博子、柘植喜代二、有田愛那、小松和重、嶋田久作といった一癖も二癖もある個性派キャストが勢ぞろいしている。
撮影を振り返り、真野美晴役の柳は「移住者に私の友達の友達がいて、『東京での生活に疲れて、白川町に移住して自分の生活が光ってきたって』という話をしていて。『移住』ということにプレッシャーを感じていたけど、そういう人たちのために伝わるお芝居をしようって思って途中から意識が変わってきました」と明かす。
続けて「誰かの人生が光る懸け橋になれたらいいなって。このドラマを通して、これから色んな人が白川町を知ってくれたらいいなって思います」とアピールした。
一方、野々村花役の水崎は「出演が決まったときに『本当に私でいいのかな』って正直不安で悩んだりしていたけど、協力してくれた白川町の方たちがすごく喜んでくれているのが、本当に心に刺さって。
町の人がちょっとでも喜んでくれているんだったら、自分の役で少しでもお手伝いできるならいいじゃんって、そこから『花』という役が掘り下がったと思います。白川町が第二の地元っていうくらい婦人会や猟友会の方たちとも仲良くなれたので、本当に地元だと思ってまた来たいと思っています」と語った。
また、本作の主題歌がシンガーソングライターの戸渡陽太が歌う「Happy」に決定した。
戸渡は「最初に主題歌のお話を頂いた時に『岐阜にイジュー!』の資料やストーリーを見て、自分でも不思議なくらい楽曲のイメージが湧いてきて、まるで風に背中を押されているかのように自然と曲が出来上がりました」とコメント。
さらに「自然との触れ合い、人との触れ合い、そして自分の心との触れ合いの中で、生まれるドラマを毎週楽しみにしています。そして、そんなすてきな作品の一部として寄り添う事ができてとても光栄に思います」と喜びを語った。