“面白くないことが面白くなるゾーン”
――淳さんから見て発表されたコメントに驚く点や、自分とは違うなという点はありますか?
基本的に僕は視聴者の方に比べてゲラなので、何をやっていても笑っちゃうんです。ウケていないこと自体も面白くなっちゃうので、ウケていないことを冷たい目で見るということができないというか、そういう思考にならないんですよね。
僕は“面白くないことが面白くなるゾーン”にすぐ入っちゃうので、一般の方のほうが厳しいと思います。
(視聴者の方のコメントで)面白くない時に怒りの表現が出てくるんですけれど、僕は面白くないからって怒ったことがないので、その辺が僕とは違うと思います。でも、せっかく楽しもうと思って見てくれている人が面白くなかったら、そりゃ怒るかなって思いますね。
――前回の特番に引き続き空気階段さんが出演されており、今回は「キングオブコント」優勝後となります。共演されていかがでしたか?
勢いを感じますし、楽しんでいるなって感じます。どのプログラムにも空気階段の二人のセンスが投影されていて面白いなって思いました。
――この番組は4位のネタが地上波で放送されないというシビアなルールになっていますが、Paraviさんが受け皿となり、Paraviで配信される救済措置が設けられております。その点についてはいかがですか?
いろいろなメディアが出てくる中で、それぞれがそれぞれのメディアを広げようとするとなかなかしんどいと思うんです。その中で、テレビができないことを他のメディアで補完してもらって、Paraviさんができないことを地上波が補完するみたいないい繋がりができたなと感じます。
(番組内でも)堂々と「この続きはParaviで見てください」と言えるので、お互いがお互いを補完し合う関係ができたと思います。そういった意味でもモデルケースなんだろうなって。Paraviさんはセーフティーネットですね(笑)。