歌手のぱいぱいでか美が12月24日に都内で記者会見を行い、「でか美ちゃん」に改名することを発表。この会見をもって“ぱいぱい”と決別し、「でか美ちゃん」として活動していく。
バラエティー番組「有吉反省会」(日本テレビ系)で“下品な芸名”を反省し、その後はレギュラーメンバーとして番組に出演。2021年9月に番組が終了し、テレビのレギュラー番組本数がゼロになると、ネット上では今後の生活を心配する声が寄せられた。
「WEBザテレビジョン」のインタビューでは、世間の反応について「あれだけで食べていけるほど簡単な世界ではない」と笑ったが、「名前でダメになっちゃった仕事も結構あった」と告白。「“ぱいぱいでか美”という名前はすごく気に入っているが、その名前によって一番好きである“仕事”が受けにくい状況になってきている」と悩み、改名も考えていると明かしていた。
会見で、“ぱいぱい”と決別する理由について「より親しみやすく、幅広い方に応援していただけるような存在になれたらとおいうのが一番大きい」と説明。「ジェンダーやフェミニズムについて学ばせてもらって、今でもこの名前をダメだとは思ってない」とした上で、「自分の思想とは逆の方々から『俺たちの味方だ』って見られてしまうこともあり、名乗っているだけでハラスメントに加担している気持ちになることが少しあった」と明かした。
さらに「NHK対策バッチリの名前になった」とNHK紅白歌合戦への出演、さらには「ゴールデンのバラエティーにも堂々と出られたら」と、今後のさらなる飛躍を誓った。