貫地谷しほりコメント
――出演が決まった際の心境。
本がとても面白くて、ぜひ沙耶香役として参加したいと思いました。
――鏑木を演じる亀梨和也の印象。
前回共演した時は兄妹役でしたので、今回少し恥ずかしいかなと思いましたが、逆にやりやすくてすてきな時間を過ごせました。
――視聴者へのメッセージ。
4話あっという間の物語だと思います。歯痒い思いを抱えながらも最終的には温かいものを感じられる作品になっていますのでぜひご覧ください!
上川隆也コメント
――出演が決まった際の心境。
僕が演じた「渡辺」は、弁護士という信頼を礎に成り立つ職業にありながら些細な事件に巻き込まれ、全てを失った男。こうした境遇の役柄に臨むには僕の経験値は見合わないのではと思いましたが、数多くの作品を共にした信頼する青木(泰憲)さんや黒沢(淳)さんからのお声掛けでありましたので、緊褌(きんこん)一番といった気持ちでお受け致しました。
――鏑木を演じる亀梨和也の印象。
孤立無援の中、それでも人としての温かみ・矜恃を失わない鏑木の生き様を、亀梨さんは強い色で彩るのではなくにじませるような描き方で演じていらっしゃるのがとても印象的でした。出逢っていくさまざまな人間模様がそれぞれ個性的に描かれているからこそ、そのアプローチは鏑木という男の持つ「芯」の部分を却って浮き彫りにしている様に思えました。
――視聴者へのメッセージ。
この物語の根底に流れているのは「希望」。誰しもが持っている仄暗い部分にも差し込む光はきっとある。そんなかすかだけれど力強い光を亀梨さんの演ずる鏑木慶一から感じ取っていただけたらと思います。