日向坂46、発表から2年3カ月…念願の初東京ドーム公演を発表! 佐々木久美「自覚とか覚悟がこの2年間でつきました」

2021/12/26 06:10 配信

音楽 アイドル

日向坂46ライブ「ひなくり2021」最終日公演より 撮影:上山陽介

丹生明里“やりたいこと”かなえる「かめはめ波ー!」


アンコールでは、加藤の「配信を見てるおひさまのみんな、そしてここにいるおひさまのおかげで、最高のクリスマスになりました! おひさまとひなクリしか、勝たん!」という元気な言葉とともに、「君しか勝たん」を披露。

続くMCで、齊藤は「ひなクリは毎年やらせていただいているんですけど、有観客は2年ぶりなので、まず開催できてよかったなと。トロッコで今までで一番、おひさまの皆さんの近くに行けた」と、ファンの近くで歌えた喜びを語った。

また、丹生明里は「やりたいことが一つありまして」と前置きしながら、大好きな「ドラゴンボール」のかめはめ波を出したいとファンに要請。丹生が「かめはめ波ー!」と叫ぶと、オレンジのサイリウムでできた巨大なウェーブが会場後方まで流れていった。

最年少の上村ひなのは、「クリスマスが一年の中でいっちばん好きで、ひなくりのこともいっちばん好きなんです。たくさんのおひさまがこうやって集まってくださって、会場だけじゃなく向こう側でも配信で私たちのことを見てくださってるって考えたら、胸がいっぱいになりました」と胸の内を明かした。

最後にMCを引き継いだのは佐々木久美。「こうやって皆さんがずーっとどんなときでも私たちの味方でいてくださって、思いっきり楽しんでくれて、感謝が止まらないんですけど。年末に3年連続で紅白に出場させていただきますし、ありがとうの言葉では足りないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。そんな皆さんにもっと恩返しがしたいなって思って、ちょっと発表があります」と、後方のスクリーンに向き直った。

するとVTRで、日向坂46のデビュー以来の映像が流された後に、「日向坂46 3周年MEMORIALLIVE 3回目のひな誕祭開催決定!!」という文字が。毎年デビュー日に合わせて行っているライブだが、次回は3月30日・31日に行うことが発表された。

さらに、「私たちの口から場所を発表させていただきたいと思います」という前置きに続いて、メンバー全員で「東京ドームー!」と絶叫。この瞬間、客席からは歓喜の声が上がる。

佐々木久美は「初めて東京ドームでライブをさせていただくってサプライズで知ったのが、2019年のひなクリで、それから延期になってしまって。ずっとおひさまの皆さんが待ってくださっているのに、なかなかかなわなくて申し訳ない気持ちだったし、だからってどうすることもできなくてもどかしい気持ちでいたんですけど、ついに来年の3月にやらせていただくことになりました」と心境を吐露。

「私たちの口から東京ドームでやるよって皆さんにお知らせできたのが、ほんっとうにうれしいです。私たちが東京ドームでやるグループになれたのかっていうのが、その自覚とか覚悟が、この2年間でつきました。だから最高のひな誕祭にします。みなさん待っててね!」と、メンバーを代表して正直な思いを語った。

そして、「ついにあの場所に行けるっていう最高の気持ちで、あの曲を歌いたいと思います!」という曲振りとともに、東京ドームへの思いが込められた「約束の卵」を歌唱。これまでずっとライブの締めに歌ってきた曲を、今度こそ本当に約束をかなえた証として、ファンと分かち合った。

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