連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。1月12日放送の第50回では、るい(深津)と“ジョー”こと錠一郎(オダギリジョー)が近所の子どもたちに「アベックなん!?」とはやし立てられるシーンが登場。「アベック」がTwitterのトレンド上位に浮上する反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈をヒロインに、3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く。現在はるい(深津)がヒロインを務める“るい編”の第11週「1962-1963」を放送中。
第50回では、るいが近所の子どもたちに誘われ、草野球に加わるシーンが描かれた。そこへ通りかかったのがジョー。2人が話していると、子どもたちが集まってきて「なぁなぁ。おにいちゃんとおねえちゃん、アベックなん?」と大はしゃぎ。声を合わせて「アーベック!アーベック!」と騒ぎ始めた。
“アベック”は男女のカップルを意味する和製フランス語。昭和30年代~バブル期頃まで使われていたが、平成以降は耳にする機会が激減した。今では、プロ野球で同じチームの人気選手2人がそろってホームランを打つ“アベックホームラン”などにその名残が残る程度だ。
この懐かしい響きの言葉に視聴者も反応。「アベック懐かしい!」「娘に『アベックって何』って聞かれた…」「今の若い子はアベックって言っても知らないんだろうなぁ!」といった声でにぎわい、「アベック」がTwitterのトレンドトップ3に浮上した。
NHK出版
発売日: 2021/10/25