YouTuber・ラファエルがプロデュースする新アイドルグループのお披露目トークイベントが1月16日に都内で開催され、グループ名の他、メンバー9人の芸名を発表。イベントMCは今泉佑唯、石橋哲也が務めた。
2021年8月にオーディションのエントリーが始まり、11月の最終審査で合格、デビューが決まったメンバーたちは、「可愛くて憎めない、あざと強がりな白い小悪魔」のコンセプトを表すような真っ白な衣装で登場。
まず、自分たちで考えたという個人の芸名を、木実さら、朝比奈千穂、雪平あいる、白坂のの、藤原まな、宮橋夢菜、瀬名ことは、榊ひより、神藤まい(都合によりイベントは欠席)と、それぞれが発表。雪平は「秋田出身だから」、白坂は「北海道出身だから」という北国らしい理由を明かし、「これまで“ゆな”はひらがな、カタカナだった」という宮橋は「両親にもらった名前だから」と本名である漢字の「夢菜」にすることに。ほか、藤原は「藤原って名前が強そうだから」など、個性的な理由で会場を沸かせた。
メンバーたちの芸名発表を見届けたラファエルは「よく考えられている」と関心。「この名前を背負って有名になってほしい」と期待した。
グループ名の発表はイベント終盤で行われ、「べいびーサたん」と明かされると、今泉は「何回でも言いたくなる、かわいらしい名前」と称賛。
続けて、デビューライブが4月15日(金)に東京・新宿ReNYで開催されることが発表された。
「ライブまで直近なんで、これから大変だと思うんですけど、皆さんに喜んでもらえるものを作れると思う」と自信を見せたラファエル。「いろんなアイドルの方がいますが、ちょっと違うふうにはしたい」と、他のアイドルグループとは一線を画するグループにしていくことを明かした。
イベント後の囲み取材では、「いろいろありましたけど、形になってよかった。世間の状況で、小規模ですがイベントも開催できて、安心していますね」とお披露目を終えた心境を吐露。
「変に意味じゃなくて稼げる感じにしたい。当然テレビのタレントさんの方がすごいと思いますし、影響力もすごいんですけど、YouTuberが出てきた時に注目されたのってそこ(稼ぎ)だと思うんですよ。仕事でも、趣味でも、対価が付いてこないと続かないものもあると思うので、そういうところでは今までは違うところを見せたい」と力を込めた。
また、「言われる限り、出せるものは出せる。お金は出せます」と全面バックアップすると言うが、曲の制作などについては「素人なので、そこには現場に立ち会うことはあっても、制作に携わることはない。意見ぐらいは出しますが、自分の知見のある部分でしか、自分の力というのは入れるべきではないと思うので。(自分の役割は)書いてくれる大物と言われる方を引っ張ってくるところ。『お~!』と言ってもらえる人を」と語った。