元乃木坂46で俳優の桜井玲香が、4月23日(土)から27日(水)に東京、29日(金)、30日(土)に大阪で上演されるミュージカル「FLOWER DRUM SONG」に出演する。
同作品は、「サウンド・オブ・ミュージック」などで知られるリチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタインによって1958年に初演されたブロードウェイ・ミュージカル。1961年には映画化もされており、新演出版が日本でリバイバルされるのは初めて。
サンフランシスコのチャイナタウンに住む中国人のオペラ歌手ワン・チー・ヤン(石井一孝)の息子、ワン・ターを演じるのは古屋敬多。桜井は、中国で父親を亡くし、父の友人を頼りサンフランシスコにやってきた女性メイ・リーを演じる。
2019年にキャプテンを務めていた乃木坂46を卒業して以降、俳優としての活動を本格化させ、2021年に「シノノメ色の週末」で映画初主演を務めるなど映像作品でも大躍進している桜井に、作品の魅力や俳優としての現在、さらに2022年の抱負などを聞いた。
チャイナ服で実感「色気は大切」
――オファーを受けた際、今回の作品にはどういう印象がありましたか？
自分にとっては少し難しそうだと感じました。劇中の曲に対しても役柄的にも挑戦になるのかなという印象だったので、「頑張ろう」と気合いを入れて臨みました。
――ハードルの高い作品だと感じたんですね。
そうですね。お話を頂いてからいろいろと調べたり、楽曲を聴いてみたりしましたが、これまで私が出演させていただいてきた作品とはテイストが違うというか。歌に関しても「出るかな、声」と感じました。ダンスも大事な作品なので、頑張らなきゃいけないところだなと思っています。
――ダンスは乃木坂46在籍時にもかなり経験を積まれていると思うのですが。
得意ではないです。こういう舞台で披露するダンスは別物だと思っています。
――今日はすてきなチャイナ服をお召しですが、衣装を着てみていかがでしょうか？
チャイナ服を普段着ることがないので、ちょっと恥ずかしさはあります(笑)。ピタッとしている衣装なので、背筋が伸びるような気持ちです。あと、色気は大切だなと思います。「色気はいいや」と怠けていてはダメだと思いました(笑)。
――怠けていたんですか？(笑)
怠けています(笑)。周りからも「色気が全くない」と言われますし、色気を出すって難しいですね(笑)。
