2021年4月に宝塚歌劇団を退団し、新たな“芸の道”に踏み出す真彩希帆が、「今、会いたい人」にインタビューし、芸の道を極めていく連載「真彩希帆の知りたい!芸の道」。
第6回目のゲストは、2月3日(木)から上演されるミュージカル「笑う男The Eternal Love -永遠の愛-」に主演する浦井健治。
宝塚入団前から浦井の舞台を観ており、その舞台姿から浦井の持つ「温かさや優しさを感じていた」という真彩。浦井のミュージカルの道に進むことになったきっかけや、舞台への向き合い方に真彩が迫った。
真彩希帆が浦井健治にインタビュー!
真彩:本日はよろしくお願いします! この企画は私が今直接お会いして、お話をお聞きしたい方にインタビューをさせていただく企画なのですが、今日は健ちゃんこと浦井健治さんにお越しいただきました!
浦井:よろしくお願いしま~す!
真彩:普段から健ちゃんと呼ばせていただいておりますので、今日も健ちゃんでいかせていただきます!
私が健ちゃんの舞台を初めて観たのは2006年「ダンス オブ ヴァンパイア」日本初演のアルフレートだったのですが、健ちゃんとアブロンシウス教授役の市村正親さんとのやり取りがとってもチャーミングですごく印象的でした! 健ちゃんの人としての温かさ、優しさをすごく感じたんです。
浦井:ありがとうございます!
真彩:「ダンス オブ ヴァンパイア」の時は既に多くの舞台に立たれていたと思いますが、アルフレートのような好青年の役というのは多かったですか?
浦井:出演していた作品が喜劇よりも苦悩していたり悲しみを背負っている悲劇の方が多く、そういう役の方が多いかもしれないです…。
ただ最近は「王家の紋章」のような、いわゆる2.5次元といわれているアニメや漫画を舞台化したものも多いから、そういう作品だと明るい発散型の役も多い気がします。「ダンス オブ ヴァンパイア」のアルフレートの時とはまた違った明るさですけどね。
真彩:「ダンス オブ ヴァンパイア」は今でも細かく思い出せます! 歌も全部歌えるくらい大好きだったんです。
浦井:本当に観ていたんだね(笑)。すごいな!
真彩:はい!あと「ビッグ・フィッシュ」も大好きです(笑)。