連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。1月21日放送の第57回では、ジョー(オダギリジョー)が苦しい立場に立たされる展開。再会したるい(深津絵里)にかけた言葉に視聴者からショックの声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈をヒロインに、3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く。現在は、るいがヒロインを務める“るい編”の第12週「1963-1964」を放送中。第57回では、コンテストで優勝しレコードデビューが決まったジョーが、東京で暮らし始めてからのエピソードが語られた。
上京してすぐ、なぜかトランペットが吹けなくなってしまったジョー。日常生活は普通に送れるのに、トランペットを吹くときだけ思うように体が動かない、という。レコード発売も、コンサートも延期。何か月もその状態が続き、ついに事務所社長・笹川(佐川満男)に匙を投げられてしまった。
仲間に心配をかけたくない、というジョー。みじめな今の自分を見られたくない思いもあったかもしれない。誰にも告げずこっそり大阪に戻ったジョーだったが、早朝、道でバッタリるいに会ってしまった。さらにタイミングの悪いことに、その場にはジョーを心配して追いかけてきた奈々(佐々木希)の姿も…。
「へんなうわさ、聞きました。大月さんが、社長のお嬢さんとしょっちゅう2人で出歩いてるて。それで、社長が怒りはって、デビューが遅れてるて」。否定してほしくて言ったるいに、ジョーは冷たく「ホンマや。奈々のことが好きになった。そやから…お前とは、終わりや」と一言。るいは呆然とした表情で、ジョーに背中を向けて去っていった。