グラビアアイドル・鈴木ふみ奈が10年ぶりに「月刊サイゾー」の表紙に登場。それを記念して、1月23日に都内でお渡し会を開催し、イベント前に囲み取材に応じた。
鈴木が掲載されている「サイゾー1・2月号」はSDGs(持続可能な開発目標)を特集。鈴木の表紙もSDGsの意匠が取り入れられており、SDGsの17の目標の中の15番目「陸の豊かさも守ろう」をテーマに撮影。ヒョウ柄の毛皮のコートや、ヘビの革製の布に見える衣装は、本物の動物のものではなく、全て“フェイクファー”。動物を乱獲して製品を作るのではなく、代替品もあることをアピールするなど、SDGsを感じさせるグラビアページとなっている。
鈴木は「普段何げなく皮製品や毛皮とかって、自分が洋服を選んでるときは何も感じないで選んでいることが多いと思うんですよ。当たり前のように社会になじんでいる物だと思うので。でも、わざわざ本物の物を選ぶんじゃなくて本物に近いものを選ぶってことで、その動物の在り方っていうのもだいぶ変わってくるって、みんなの頭の片隅に置いてもらうだけで、本当に世界がいい方向に変わるんじゃないかなって思うんです。そういうものに携われて光栄です」と、SDGsをテーマにしたグラビアに参加した心境を明かした。
審査員特別賞を受賞したミスコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン2018」では、SDGsに触れる機会があったと語る。
「SDGsってミス・ワールドを受ける前まで知らなかったんですけど、ミス・ワールドを受けた時にSDGsのプレゼンというものがあって、私は17の目標の中の5番目『ジェンダー平等を実現しよう』っていうものに対してプレゼンさせていただいたんですけど、その時から私もせっかくこういうある程度拡散力のあるポジションにつけたから、そういうものを皆さんに発信していけたらいいなって思っていたんです」と振り返った鈴木。
「今回、サイゾーさんでこうやってSDGsに関わるお仕事をさせていただけて、『そうか、グラビアで伝える方法があるんだ!』っていう新しい学びもあったので、今回のお仕事は楽しくてしょうがなかったです」と言い、「グラビアを通して何かを人に伝えられるものがある在り方ってすてきだなと思ったので、そういうのを発信していきたい」と、今後も“メッセージ性のある”グラビアを展開していくことを希望した。