連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。1月24日放送の第58回は、ジョー(オダギリジョー)が大阪に戻ってきた理由を知ったるい(深津絵里)の強さが垣間見えた回。覚悟を決めたるいの清々しい表情に、視聴者からも感動の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈をヒロインに、3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く。現在は、るいがヒロインを務める“るい編”の第13週「1964-1965」を放送中。第58回では、ジョーが大阪に戻ってきてからのストーリーが描かれた。
るいを心配させたくないあまりに「おまえとは終わりだ」と心にもないセリフを吐いてしまったジョー。だが、るいはその後すぐに真実を知ることになった。「Night and Day」に洗濯物を届けに行った平助(村田雄浩)が事情を把握し、るいに伝えたのだった。
話を聞いたるいは、ひたいの傷もかまわずジョーの元へ走った。ジョーが滞在する旅館に着くと、「なんでホンマのこと、言うてくれへんかったんですか?言うてほしかった」と思いをぶつけた。
「るい、僕とおったらあかん。不幸にしたくない」というジョーに、るいも「何が私の幸せか、勝手に決めんといて!」と声を荒げた。部屋を追い出されて目の前で戸を閉められても、るいの気持ちは変わることもひるむこともなかった。後日、クリーニングの注文にかこつけて訪ねてきたベリー(市川実日子)に、るいは「私は大丈夫です。諦めへんって決めたから、ジョーさんのこと。ジョーさんと幸せになること」と、きっぱり答えた。